はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1199 ~ ブレイド(CS)

2024-08-22 | 映画評
今回は「ブレイド(CS)」です。

人間とヴァンパイアの混血として生まれてきた黒人ブレイドが、スーパー・ヒーローとして活躍するSFアクション。監督は「デスマシーン」のスティーヴン・ノリントン。製作総指揮はスタン・リー、アヴィ・アラド、ジョセフ・カラマーリ、リン・ハリス。

主演:ウェズリー・スナイプス
共演:スティーブン・ドーフ、クリス・クリストファーソン、ウンブッシュ・ライト、ドナル・ローグ、ウド・キア、アーリー・ジョバー、ティム・ギニー、サナ・レイサン、エリック・エドワーズなど

<ストーリー>
ヴァンパイア・ハンターのブレイド(ウェズリー・スナイプス)は、黒人とヴァンパイアの混血として生まれてきた男。母親が臨月の時にヴァンパイアに襲われたのがその原因で、彼は己の忌まわしい運命を呪いつつ、世界制覇をもくろむヴァンパイア達を抹殺する使命に燃えていた。


1998年の作品である。

主演のウェズリー・スナイプスは、私の大好きなアクションスターの一人であるが、バラエティ番組で「彼の代表作は・・・まだない(by ミル姉さん)」と言われたジャン・クロード・ヴァンダムと同様、数多のアクション映画に出演していながら、残念ながら代表作と言われるものがない。

とは言え、実際にカンフーや空手などを習得しているので、そのアクションはキレキレだ。

一時脱税騒ぎで姿を消していたのだが、あの「エクスペンダブルズ3」で元気な姿を見せてくれた時には涙が出てきた(?)ものだ。

さて、そんな彼の唯一代表作かな?と思えるのが、この「ブレイド」シリーズだと思われるが、全部で三作まで作られている。

その第一作なのだが、意外にも見たことがなかったので、今回見ることにした。

内容は、人間とヴァンパイアとの混血として生まれてきた男がヴァンパイアの野望を打ち砕くべく暴れ回るお話だが、彼はヴァンパイアとしての再生能力を持っている一方、日光やニンニクを恐れない特殊能力を持っている。

まあ「鬼滅の刃」の禰豆子みたいなものだ。

すでに世の中はヴァンパイアに牛耳られている、という設定なので、あちらこちらにヴァンパイアが出現しても文句は言えない!?

ただ、巷で言われている(?)「ヴァンパイアは十字架に弱い」というのは、どうやらウソらしい。

物として実際に効果があるのは、ニンニクと銀だけということになっている。

ヒロイン役として登場するカレンは、ヴァンパイアに襲われたところをブレイドに助けられる血液に詳しい検死官であるが、人物設定に少し違和感があった。

実際にヴァンパイアに襲われ、同僚もそのせいで死んでおり、その後何度も同様のシーンに遭遇しているにもかかわらず、ブレイドがヴァンパイアだけでなく、ヴァンパイアを崇拝する人間どもも含めて皆殺しにしようとするのを見て「残忍だわ」とか言っていたが、じゃあどうしろと言うの?

というか、ヴァンパイアを崇拝する人間って、どういう連中?

ヴァンパイアの能力に憧れるのであれば、早いとこヴァンパイアに血を吸ってもらえばいいのに、ただただヴァンパイアにつき従っているだけって、ただのアホとしか思えない。

あと、ヴァンパイアの純粋種って、どういうこと?

血を吸われてなったわけではなく、元々ヴァンパイアだったということなんだろうけど、まさか子孫を残しているわけではないだろうから、何だか違和感があるな。

とは言え、面白く見ることができたので、評価は「B」にします。

ウェズリー・スナイプスは、相変わらずカッコよかったです!


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