はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

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2005-11-06 | 日記
今日も天声人語。

なぜか「バナナ」の話。

総務省の家計調査で年間購入量の第一位に躍り出た、ということがよほど嬉しかったのだろうか。

いろいろと取り上げる問題もあるだろうに、ホントにこの高橋クンは気楽な生活をしているんだろうなと改めて思う。

それよりも、このおっさんの文章の書き方って、どうも馴染めない。

冒頭で「よしもとばなな」なんかを持ってくるのは、もはや「病気」だからしょうがないとしても、「バナナ」と言えば、誰もがあの実を思い浮かべるはず。

にもかかわらず、このおっさんは、『いつか熱帯植物園でバナナの花を見たことがある』として、まず花のことに触れ、その後で『花を目にする機会はあまりないが、実ならだれもが知っている』と続けている。

順序が逆じゃないのか。
「実ならだれもが知っているが、花を目にする機会はあまりない」として、花のことに触れるのならわかるが、そもそも「バナナの購入量が第一位になった」という話なんだから、花のことなんかどうでもいいような気がするのだが。

まあ、それも細かいことだからいいのだけど、ついでだから細かいツッコミを続ける。

バナナがよく売れる理由は、私としても何となくわかる。
だけどこのおっさんは、まったくわからなかったらしい。

だからこう書く。
『フルーツの王者となったのを機に、日本バナナ輸入組合は好調の秘密を調べてみた』

何だか、ものすごいことを調べたみたいな書き方だけど、その結果が『バナナは朝食や間食の主役として消費が伸びていた。ナイフがいらず、栄養源として価格も手頃なことが人気の理由とわかった』だって。

別に驚くほどの「秘密」なんかどこにもない。
よっぽど浮世離れした生活を送っているんだろうか。

そんなこんなで、最後はどう締めくくるのかと思ったら、またまたビックリ。

『そんなバナナも風邪をひく。業界用語で、産地の気温異常や倉庫での温度管理のミスで低温にさらされ、果皮が黒ずんだ状態をいう。家庭でうっかり冷蔵庫に入れられるのも、熱帯育ちには酷な仕打ちである』

要するに何を言いたいのだろうか。
「バナナは冷蔵庫に入れてはいけません」ということか?
学生がこんな作文をすると、間違いなく先生から「中途半端に終わらせるな!」って怒られると思うぞ。

いつもいつも思うのだが、このおっさん、読んだ本が全然タメになっていない。

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