はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

選挙をするのがイヤな人たち

2014-11-17 | 日記
安倍首相が、解散総選挙に向けて、明日(11/18)にも表明をしそうだ、ということらしい。

マスコミがことあるごとに「解散はするんですか?」と問い、そのたびに「私は何も言っていない」と答える安倍さんだけど、まあ「解散と公定歩合についてはウソをついてもいい」と言われている(?)だけに、事前にべらべらとしゃべる方がおかしい。

明日表明し、今月20日か21日に解散すれば、選挙は「12月2日公示・12月14日投開票」になるようだ。

選挙の争点は「消費税率引き上げの是非」になるのだろうけど、この結果各政党がどうなるのか、よくわからない。

ただ、野党としては、この時期の解散はイヤなんだろうなあ、ということは、テレビの報道などで見ていても何となくわかる。

なぜなら、テレビなどでコメントしている面々が、たいていの場合否定的だからだ。

しかも、その理由がよくわからないものがあるので、「こいつら、とにかく反対なんだな」と思ってしまうわけだ。


そのわけのわからない理由の一つが「年末の忙しい時期に、何で選挙なんかやるんだ」というものがある。

これは、いったい誰に気を使っている発言なんだろうか。

有権者に対して、であるわけはないと思う。

なぜなら、有権者は当日選挙に行けばいいだけ、だからだ。

別に選挙演説をいちいち聞いているわけでもないだろうし、仮に「演説会に参加してよ」と知人からお願いされたとしても、行くのは1回だけでいいだろうし、たかが1時間程度だ。

もしかして、「忙しい時期に選挙をされると商売の邪魔になる」ということ?

これもないだろう。

たとえ選挙演説がうるさいとしても、別に商売の邪魔になるわけでないだろうし、通り過ぎるのを待てばいいだけだ。

だとすると、選挙の準備をする人たちに気を使ってんのか?

それって、どういう人たちだろう。

選挙事務所の開設、ポスターの印刷・掲示とかバタバタするだろうけど、これって注文をされる側からすれば、「仕事が増える」ということではないの?

選挙事務所の開設って、机や椅子のほか、パソコンとか事務用品もたくさんいるだろうし、電話を引いたり、場合によっては水道・ガスなども必要になってくる。

「この忙しいのに、仕事なんかよこすな!」とか言えるほど商売繁盛な人はいいだろうけど、一般的には仕事が増えてうれしいはず。

一方、開設する側からしても、まず候補者当人にとっては、「年末は忙しいから選挙なんかするな」とか言ってる場合じゃなくて、自分の首がかかっている重要な仕事のひとつ。

しいて言えば、それ以外で事務所開設に協力する人たちの中で、ボランティアとしてやる(駆り出される?)人たちであれば、「このクソ忙しいの・・・」と言えるかも知れない

それにしても、朝から晩までやっているわけではないだろうし、やったとして限定的だと思う。


つまり・・・

年末だろうとなかろうと、あんまり関係ないと思うわけだ。


もしかして、マスコミの人たちは、自分たちが忙しくなるからイヤなの?

それとも、選挙予想をしなければならないからイヤだとか・・・?

自民党に負けてほしいけど、民主党とかが大敗して壊滅状態になってしまうのがイヤなの?

まあ、テレビ局の人たちって、選挙にあわせて番組を組み替えなきゃいけないから、たぶんイヤなんだろうな、とは思うけど・・・

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