はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

ちょっとコワい話!?

2004-07-01 | 日記
会社の同僚から聞いた話。

先日、朝出勤しようとして電車に乗った時、たまたま席が空いていたことから座っていたところ、隣に座っていた70過ぎのお婆さんが急に倒れこんできたそうな。

その同僚は、びっくりしたものの、彼女が腕をつかんで放さなかったため、そのまま放っておくわけにもいかず、仕方なく電車の乗務員と共に病院に運んだとのこと。
しかし、結局その女性は亡くなってしまったらしい。

間違いなく事故(その同僚にとってみれば、不運な事故以外の何ものでもない!)なんだけど、警察としては当然のことながら事件性も疑ってかかるため、いろいろと事情聴取があったそうだ。

これだけでも、なんだかサスペンスドラマの導入部分になりそうな話だが、事はこれだけでは済まなかった。

何と、無くなった女性のダンナというのがヤクザもので、その同僚に対して「お前がやったのか」とか何とか難癖をつけたそうな。
しかも不幸なことに、無くなった女性の頭部には打撲の後があったとかで、話はややこしくなる。

それで、結局電車の乗務員と共に現場検証までやらされ、さらには翌日の死亡解剖にも付き合わされたとのこと。

結果的には、その打撲跡も、その日についたものではなく、以前の傷だったことがわかり、何とか解放(釈放?)されたものの、最後まで「いやあ、ご苦労さんでした」という言葉がなかった上に、ヤクザもんのダンナからは「いろいろとご迷惑をおかけしました」という言葉はなかったばかりか、まだ疑っている様子だったとか。

そもそもこの事件(?)が発覚したのは、その日に飲み会を企画していたにもかかわらず、その同僚が急に来られなくなったと言ったため、その後連絡を取ってわかったわけだが、次の日に皆で「どう?取り調べは終わった?」とか「カツ丼食ったか?」とか好き勝手に言ってヒヤかしたものの、本人にしてみればとんだ災難だったに違いない。

ただ、その同僚が一番怒っていたのが、警察の対応だったらしい。

ダンナが不審に思うのはある意味仕方のないことかも知れないが、警察は事件性のないことが判明したにもかかわらず、何のネギライの言葉もなかったのが腹が立つ、と言っていた。
せっかく助けたのに逆に疑われるんじゃあ、街中で人が倒れたって、誰も手を差しのべなくなるんじゃないのか。

今となっては笑い話だけど、万が一証人がいなかったら、とか思うとゾッとする話だ。

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