はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

コボちゃんのトラブル

2012-10-31 | 日記
鳴り物入り(?)で登場した楽天の電子書籍「Kobo」が、コンテンツに過大表示がある、ということで、消費者庁から指導を受けたのだそうな。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121025/crm12102522530029-n1.htm

当初、「日本語書籍を3万冊提供」と宣伝していたのだけど、実際には約2万冊(正確には18,894件)しかなかったそうだ。

しかも、その中で日本語の無料作品が12,537件(66.4%)、さらにそのうち、著作権が消滅した文学作品あるいはインターネット上の電子図書館に収集・公開されている文学作品、いわゆる「青空文庫」作品が10,741件(56.8%)なんだそうだ。

ということは、実際には約6,300件しか正規(?)の書籍しか収録されていない、ということになる。

さらに・・・

2012年8月末までに6万冊を目標としていたのだが、これまた実際には39,028冊にとどまっているらしい。

しかも、ヒドいことに・・・

・16階調モノクロ表示しかできないにも関わらず、元はカラーで撮られた1枚写真を書籍1点としてカウント
・ギター譜も1点としてカウントし、これが14,000点もある。
・Wikipedia(日本語版)の人名ページを一人ずつ無料の電子書籍にして掲載し、これも1点としてカウント

記事などでは「書籍数の水増しと受け取られかねない行為」とあるけれど、「受け取られかねない」どころか、わざと水増ししたとしか考えられないだろう。


以前、三木谷社長が、Kobo発売当初のゴタゴタについて「文句言ってるヤツはごく一部。全然たいしたことはない。無視、無視!」とか言っていたくせに、これはどう釈明するつもりなんだろう。

掲載の遅れに限らず、機器のトラブルにしても、本来あってはならないことだけど、製品に遅れや不具合はつきもの。
事情によっては「お詫び」することで、消費者からの苦情を回避することもできる。

しかし、この傲慢社長は、お詫びするどころか、逆に消費者を挑発する始末。


こういう輩がトップにいると、下にいる社員たちは大変だと思う。

何せ、苦情を直接受ける人たちだ。
中には罵声を浴びせる人だっているだろう。

それを、後から煽っているのだから、もうどうしようもない。

もう少し、孫正義みたいにうまく立ち回れよ!?


自分を大きく見せようとする人って、自分の過ちを認めない人が多い、ような気がする。

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