はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

「敬意」とはこういうものだ!と思う

2012-10-29 | 日記
昨日の競馬「天皇賞」は、7年ぶりの天覧試合だった。

そして、優勝したのは5番人気のエイシンフラッシユ。
騎乗していたのはイタリア人騎手のミルコ・デムーロ。

デムーロは、勝った後の周回の途中で下馬すると、帽子を取ってひざまづき、天皇陛下に向かって最敬礼をした。

西洋では、最大の敬意を表す形と言われるその姿は、なかなかじ~んとくるものがあった。

馬券ははずしたけど・・・

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20121029-1039397.html


聞くところによると、ルール上、勝負が終わった後も本馬場を出るまでは下馬してはいけないのだとか。

確かに、7年前の天覧競馬で優勝した松永幹夫騎手(当時)は、馬上で帽子を取って一礼をしていた。

そのルールよりも、敬意を表するという行為の方を上位に取ったデムーロ。

すばらしい!と思う。


そして・・・

もう言い尽くされてはいると思うが・・・


あの国の連中とは全然違う!

比べるのも失礼だろうけど、斜陽と言われている国イタリアであっても、貴族やエリートは、最低限どころか最高の礼儀を兼ね備えている。


いくら落ちぶれていたとしても、「昔(ローマ帝国時代)オレたちは、ヨーロッパを制服したんだぞ」とは決して言わない。

たいした歴史もないくせに「世界一優秀な民族」などと恥も外聞もなく公言し、相手に対する敬意どころか、感謝の気持ちさえまったく持たない連中が、すぐそばにいるなんて、つくづく不幸だと思う。


マナーやエチケットは、持って生まれるものではない。
「こうするのがマナー」とか「こういう時には一礼しなさい」とか、教えられないとできるものではない。

つまり、教育・習慣・文化・環境などが結集した、まさにその国の「表情」そのものが映し出される行為ということになると思う。

日本が好きとか嫌いとかは関係ない。
相手に対して敬意を表するということは、自分(自国)に対して敬意を表することと同じだと思う。


そんな、礼儀やマナーや常識や・・・・とにかくいいものは何もない国の笑い話。


現在「江南スタイル」というダンスで、一部ネット上だけで話題となっているお笑い芸人PSY(サイ)が、国連事務総長である潘基文に面会した時に、彼から「先日までは、私が世界で一番有名なチョーセン人だったが、今はあなたにその地位を奪われてしまった」と言われたそうだ。

それに対して、このコメディアンは、同席していた記者に向かって、「皆様(海外記者)は今、世界で1番、2番目に有名な韓国人を同時に見ています」と答えたのだとか。

http://japanese.joins.com/article/953/161953.html?servcode=400§code=410

いやもう、このバカ二人の会話は、まさに爆笑ものだ。

自分で「世界で一番有名だ」と言う時点で、謙虚さの欠片もないと言えるが、言われた方も、謙遜するどころか、それを前提とした発言で返すとは、想像のはるか上を行く連中。

国連事務総長を出すということは、「開発途上国の証明」だと言われているにもかかわらず、呑気に大喜びしているどころか、それだけで「世界で一番有名」だと思ってしまう神経もアホ丸出しだけど、ユーチューブの再生回数が世界でもっとも多いというだけで(まあ、ビルボードでも2位になったらしいけど)、「世界で一番有名」だと思ってしまう神経も、それに負けず劣らずだ。


実際にユーチューブを見たけど、良くて「あの国版・芋洗坂係長」といった感じ。

一時の「笑いのネタ」にはなるだろうけど、それ以上のものとはとても思えなかった。

まあ、アメリカ人も、時々変なものに興味を示すからね。


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