はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

確かに強かったけど、連覇したことないので、来年はそれに期待?

2023-11-07 | 日記
終わってから、すでに2日経つが・・・

プロ野球日本シリーズは、阪神が4勝3敗で制して日本一となった。

当初私は4勝1敗または4連勝で阪神が勝つのではないかと思っていたのだが、思ったよりオリックスが頑張った、というところだろうか。

ニュースなどでも、「まれにみる激戦」的な報道をする人が多かったが、最終戦を含めて7戦中4戦は、ほぼ一方的な試合だった。

そして、第5戦も阪神が8回に逆転した後は、ほぼ一方的な展開となっている。

つまり、接戦だったのは、第3戦と第4戦だけ。

だからと言って、つまらない試合だったとは言わないが、シリーズを通じて「エラーが多いな」と感じたのは私だけだろうか。

両軍合わせて15個のエラーを記録しているのだが、7試合で15エラーはさすがに多いだろう。

そして、そのエラーが四球などと組み合わさって、ほぼ得点につながっている感じもした。

特に第5戦の7回表の阪神によるダブルエラー(セカンドとライト)なんてのは、外野フライからの中継によるドタバタは見たことがあるが、セカンドゴロを中野がはじいて、それをまたライト森下がファンブルするという、実に珍しい光景だった。

とは言え、「阪神が勝つだろう」と予想した理由は、投手陣がいいことはもちろんだが、1番近本・2番中野が、とにかく安定していたからだ。

対するオリックスが1・2番を結構変えていたのに対して、阪神は故障による不出場以外は、ほぼこの二人で固定されていた。

そして、実際近本はMVPを獲るほどの活躍をしたし、近本がとにかく先頭バッターで塁に出るので、中野はバントが多かったこともあるが、これまたMVP級の活躍をしていた。

しかも、中継ぎ陣がオリックスはワゲスパック、山岡、山崎颯が揃って崩れたのに対して、阪神の方は桐敷、石井、島本などはほぼ万全だった。

まあ、「強かったなあ」というのが正直なところだ。

さて、じゃあ阪神の優勝はしばらく続くのかと言うと、そう簡単にはいかないと思う。

確かに選手は若い人が多く、まだまだこれからの選手もたくさんいる。

ところが、阪神は過去に一度も連覇したことがない!

セリーグでいうと、大洋・横浜・DeNAは優勝回数自体が少ない(2回)ので、しょうがないとは言え、阪神の場合6回優勝しているが、強い時期が続くことがないわけだ。

だいたい一度優勝すると、18年から20年の空白がある。

球団は「あまり優勝しすぎると、選手の年俸を上げないといけなくなる。だいたい阪神ファンは勝とうが負けようが、いつも球場に来てくれるから、別に勝たなくてもいい」という基本的方針(?)がある上に、阪神ファン自体が、それで納得している雰囲気がある。

それが崩れかけたのが、野村⇒星野⇒岡田とつないだ時期で、選手自身が「勝ちたい!」と思うようになった時期であるが、その後元に戻った。

もちろん、今の陣容であれば来年も優勝候補だし、岡田さんが監督をする限り、アホな采配はあまり期待できない。

対するカープは・・・

まだまだ先かなあ。

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