はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

どうなんでしょう?

2005-08-22 | 日記
アフリカ・ジンバブエに旅行中の日本人女性が、ライオンに咬まれて死亡したそうだ。

まるで松島トモ子のような事故だが、最初はいったいどういう状況なのかよくわからなかった。
いくらサファリパークの中とは言え、監視員も付き添っていたというので、この女性とライオンの位置関係がわからなかったからだ。

そうしたら、何とこのツアーでは、ライオンに直接触る機会があったのだとか。

私には信じられない。
いくら監視員が付いているとは言え、相手は肉食獣だ。
たとえ飼い慣らしたライオンでさえ、相手はじゃれているつもりでも、人間にとってはものすごいパンチを食らうことだってあると言うのに。

それが、この事件では、相手は自然の中で育ったライオンである。
私なら、ゼッタイに近づいたりはしない。

怖がり、とかそういう問題ではない。
あちらさんにとって見れば、われわれ人間もエサの一種だ。

普段は銃や道具などでライオンを威嚇しているだろうから、彼らだってそう簡単には襲ってこないだろうが、それでもスキがあれば飛びかかってくるに決まっている。

今回の事故で、ライオンとアメリカン・バッファロー(水牛)との関係を思い出した。

アメリカン・バッファローは草食だが、気性が荒いので、よくライオンを威嚇したりする。
時にはライオンの親子を襲って、子供ライオンを角で突き殺すほどの荒くれ者だ。

しかし、所詮は草食獣。
ちょっと油断すれば、すぐにライオンの餌食となってしまう。

それと同じこと。
肉食獣を管理しているのは人間であるとは言え、それはあくまでも自分たちが安全な場所にいてこその話。

襲われた女性に「危機意識に欠けていた」などとエラそうにご高説をたれるつもりなど毛頭ないが、ライオンを「怖い!」と思わない人間は、襲われても文句は言えないと思う。

この女性は、保育士なんだとか。
もしかして、子供たちに接するのと同じように近づいたわけではあるまいな。

あまり悲しいと思えない、何だかいや~な事故だ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最近、思うこと | トップ | やっと解決!? »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事