はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

思いつきのスケールがショボすぎる!

2018-09-24 | 日記
すでに「無責任」という評判が板についた感じの東京都知事・小池百合子。

思いつきの提案ばかり、というイメージだったのだけど、またまたおかしな取り組みをしようとしているらしい。

何と、喫茶店で使っているストローをプラスチックから紙に代える、ということを発表したのだそうな。

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201809210000891.html


この背景には、「世界中でプラスチックごみが海洋汚染を引き起こしている」という問題があるのだが、「今年の主要7カ国(G7)首脳会議で、日本が米国とともに、数値目標を盛り込んだ文書への署名を拒否し、国際社会から批判を浴びた経緯がある」ということがきっかけになったと思われる。

そこで、何とかプラスチックごみの削減に向けて取り組もうと考えた結果が、この「紙のストローを使おう」ということらしい。

本人も「一つのきっかけとして」と言ってはいるものの、少なくともそう考えた前提として「不法投棄をしているプラスチックの中に、喫茶店から出るストローが含まれている」という事実がないとおかしい。

つまり、「喫茶店は不法投棄をしている」と言っているのと同じだと思うのだけど、違うだろうか。

仮にそうだとしても、喫茶店のストローをプラスチックから紙に代えたところで、全体としてはたいした削減にもなっていないはず。

もしも、喫茶店が不法投棄などしていない、というのであれば、まったく意味のない対策、ということになるのではなかろうか。

だいたい、喫茶店がごみをわざわざ海まで捨てにいくか、という気もするし、どうして「喫茶店のストローを紙にしよう」などと思い付いたのだろうか。

「プラスチックというものは有害だから、今後はプラスチック製品を使うのをやめよう」という考えが前提にあるのならまだわかるけど、「不法投棄」が問題だというのなら、この対応ってまったくの的外れだと思う。

とても「環境相の経験もあり、環境問題をライフワークにしている」というエラい方の発想とは思えない。

どうせなら、2020年に開催される東京五輪に向けて「プラスチックの使用を控えましょう」と提案した方が、よっぽど現実的だと思う。

ネットなどでも、早速あちこちからツッコミが入っているけど、自分もわざわざ「喫茶店に出向いていって、紙ストローを使う」というあたりが、単なるパフォーマンスとしか見られていないわけだ。

どうして、こうも考えが浅い、というのか、単なる思い付きでいろいろと提案してくるんだろうねえ。

築地の移転問題にしても、いろいろと「思いつく」のはいいとしても、もう少し調べたり考えたりしてから発言した方がいいんじゃないの?と思えるくらい、ちょっと知恵のなさが目立つ御仁だ。

ある意味パフォーマンス下手なお方だ。


はっきり言うと・・・


バカじゃねえの!!

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