今回は「戦華 バトル・オブ・ムーラン(CS)」です。
千年を越えても、人々から愛され続ける英雄“ムーラン”伝説。すべてを犠牲にして、戦いに身を投じた不滅のヒロイン・アクション。
愛する家族、そして、国の為に、すべてを懸けて戦いに身を投じる女性の生き様を熱くダイナミックに描く。
主演:リュウ・チューシュアン
共演:リー・マオ、ペマ・ジャド、チャン・ヘンルイ、リャオ・フィジア、リウ・ヨンなど
<ストーリー>
敵国・柔然(じゅうぜん)からの残虐な侵攻に対抗するため、北魏(ほくぎ)の国では各家庭から男性が徴兵される事になった。老いた父親が出兵を志願するが、娘のムーランは、男装し父親に代わりリー・ロン将軍率いる部隊に入隊する。戦地では多くの兵士が犠牲となる過酷な戦いを強いられるが、拉致されていた郡主を救出するなど数々の手柄を立てムーランは部隊に多大な貢献をした。郡主を奪還された柔然は反撃の大攻勢を仕掛けて来た。両国の命運を掛けた対決が始まる!!
2020年の作品である。
実は、ディズニー版の「ムーラン」がこの2020年に作られていて、それに便乗してチャイナがそれぞれ出演者の異なる「ムーラン」3部作(?)を作成しているのだが、これはそのうちの1つだ。
以前見た「ムーラン 美しき英雄」もそのうちの一つなのだが、ディズニー版がCSで放映されるわけもないのに、番組欄で見つけたところ、すぐに飛びついて見てしまった作品だが、今作はあらかじめ「まがい物」だと知って見ている。
内容は、本来の「ムーラン」ものとほぼ同じで、老いた父の代わりに志願して兵士になったムーランの活躍を描いている。
今作でムーランを演じたリュウ・チューシュアンは、桐谷美玲似の美人女優だが、それだけに華奢な感じがして、殺陣の方もあまり迫力を感じなかった。
最後のラスボスとのバトルも、派手なやり取りというよりも、単にワイヤーアクションで飛び回っているだけで、かなりしょぼかった。
というか、この作品、全体的にバトルシーンが驚くほどしょぼい。
ワイヤーアクションを駆使するのはチャイナ映画らしいのだが、それ以外の殺陣のシーンは、それぞれの兵士の動きとやられた時の飛ばされ方が合っていない感じだった。
中でも、敵の中に怪力の大男がいるのだが、こいつは大きな刀を振り回す・・・のではなく、単に刀を払っているだけ。
それなのに、ムーラン側である北魏の兵士は、大きく吹き飛ばされているので、見ていてちょっと滑稽だった。
ついでに言うと、北魏の将軍を演じていたリー・マオは、いい男だけど優男だったので、あまり強そうに見えなかったのだが、調べてみたら、本国で歌手として活躍し絶大な人気を得て支持され、その後俳優に転身した実力派アクターなんだとか。
ふ~ん、である。
ということで、ストーリーは鉄板なのに、バトルがしょぼいせいでもったいなかったので、評価は「C」にします。
千年を越えても、人々から愛され続ける英雄“ムーラン”伝説。すべてを犠牲にして、戦いに身を投じた不滅のヒロイン・アクション。
愛する家族、そして、国の為に、すべてを懸けて戦いに身を投じる女性の生き様を熱くダイナミックに描く。
主演:リュウ・チューシュアン
共演:リー・マオ、ペマ・ジャド、チャン・ヘンルイ、リャオ・フィジア、リウ・ヨンなど
<ストーリー>
敵国・柔然(じゅうぜん)からの残虐な侵攻に対抗するため、北魏(ほくぎ)の国では各家庭から男性が徴兵される事になった。老いた父親が出兵を志願するが、娘のムーランは、男装し父親に代わりリー・ロン将軍率いる部隊に入隊する。戦地では多くの兵士が犠牲となる過酷な戦いを強いられるが、拉致されていた郡主を救出するなど数々の手柄を立てムーランは部隊に多大な貢献をした。郡主を奪還された柔然は反撃の大攻勢を仕掛けて来た。両国の命運を掛けた対決が始まる!!
2020年の作品である。
実は、ディズニー版の「ムーラン」がこの2020年に作られていて、それに便乗してチャイナがそれぞれ出演者の異なる「ムーラン」3部作(?)を作成しているのだが、これはそのうちの1つだ。
以前見た「ムーラン 美しき英雄」もそのうちの一つなのだが、ディズニー版がCSで放映されるわけもないのに、番組欄で見つけたところ、すぐに飛びついて見てしまった作品だが、今作はあらかじめ「まがい物」だと知って見ている。
内容は、本来の「ムーラン」ものとほぼ同じで、老いた父の代わりに志願して兵士になったムーランの活躍を描いている。
今作でムーランを演じたリュウ・チューシュアンは、桐谷美玲似の美人女優だが、それだけに華奢な感じがして、殺陣の方もあまり迫力を感じなかった。
最後のラスボスとのバトルも、派手なやり取りというよりも、単にワイヤーアクションで飛び回っているだけで、かなりしょぼかった。
というか、この作品、全体的にバトルシーンが驚くほどしょぼい。
ワイヤーアクションを駆使するのはチャイナ映画らしいのだが、それ以外の殺陣のシーンは、それぞれの兵士の動きとやられた時の飛ばされ方が合っていない感じだった。
中でも、敵の中に怪力の大男がいるのだが、こいつは大きな刀を振り回す・・・のではなく、単に刀を払っているだけ。
それなのに、ムーラン側である北魏の兵士は、大きく吹き飛ばされているので、見ていてちょっと滑稽だった。
ついでに言うと、北魏の将軍を演じていたリー・マオは、いい男だけど優男だったので、あまり強そうに見えなかったのだが、調べてみたら、本国で歌手として活躍し絶大な人気を得て支持され、その後俳優に転身した実力派アクターなんだとか。
ふ~ん、である。
ということで、ストーリーは鉄板なのに、バトルがしょぼいせいでもったいなかったので、評価は「C」にします。
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