チョウセンマインドな男

あの国の話ばかりが続いてしまったけれど、国内にも「何じゃ？こいつら」という連中はたくさんいる。

その中でも、何でもいいから理由を見つけて「誰かこいつを何とか裁判で有罪にしてほしい」と思っているのが二人いる。

いずれも、元総理大臣という肩書きを持つ人だ。


もちろん、鳩山由紀夫と菅直人である。

とは言え、鳩山さんの方は、たとえ訴えられたとしても「犯行当時、心神喪失だった疑いがある」ということで、訴えを棄却されそうだ。

まあ、そういう意味では「年がら年中心神喪失」というか、はっきり言って「頭がおかしい」ので、もはやどうしようもないのだけど。

しかし、もう一方の菅直人の方は、いちおう現状認識する能力は持っていると思うので、裁判になった時に、ある程度のものが期待できるかも知れない。


ところが・・・


今回、何とこの「訴えられるべき男」である菅直人の方が訴えを起こした。

しかも、相手は現職の総理大臣・安倍さん。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130716/stt13071614480001-n1.htm


訴えの内容は、先の福島原発の事故に対する対応について。

一般的な認識としては、以下のようになっている。

・炉を冷却するのに、淡水が切れてしまったため、東電はマニュアル通り海水を注入しようとした。
・これに対して、菅首相から「海水注入によって再臨界の恐れがあるのでやめろ！」との指示があった。
・東電から福島原発の吉田所長に対して「官邸がうるさいから海水注入はやめろ」との指示がくだされた。
・吉田所長は「はい、わかりました」と言いつつ、「アホなことを言うな」ということで、実際は海水注入を続けた。
・その結果、被害は最小限にとどめることができた。


細かいところで違う部分はあるかも知れないが、まあこんな感じだと思う。

つまり、安部首相が言うように、海水注入は単に東電がマニュアル通りに行なっただけ。

それを邪魔しようとしたのが菅元首相なわけだ。

それなのに、海水注入が正解だった、という結果だけ見て「あれはオレの指示でやらせたのだ」と言い出した、ということ。

「オレは原子力には詳しいんだ」と言いつつ、実は基本的な知識さえ持っていなかった男が、自分の指示は間違えていたくせに、結果が良かったらそれを自分の手柄にしようとする。

そして、そのことで訴えられてもおかしくないヤツが、逆に訴えを起こす。

まるで、あの国の連中みたいだ。

いやホント、あの民族のやることなすこととまったく同じ。

聞いていて呆れるようなことを平気で言う。


しかも、先日吉田所長が亡くなったばかり。

当事者である吉田所長がいなくなったことをいいことに、「もう真実を知っているヤツ（実際にやり取りをした人たち）はいやしないから、何を言っても証明できる人はいない」と考えたのだろうけど、まさに下衆の極みだろう。

東電の幹部たちは、「お前ら、変なことを言うとわかってんな」などと、ちょっと脅せば済む話だろうし。


この男は、吉田所長の死に際して「一度ゆっくり話をしたかった」と言ったらしいけど、ホント
頭の先からつま先まで腐りきっている。

どうせ、裁判で負けたとしても「オレは間違っていない！」と平気で言い出すだろうし。

安倍さん側が、どう受けて立つか、とても楽しみだ。

たぶん、都合が悪くなったら、訴えを取り消すんだろうと思う。