はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

どうなる?プロ野球

2004-02-01 | 日記
大阪近鉄バッファローズが、球団名を売却しようとしている。

パリーグもいろいろと努力はしているのだろうが、もう末期的症状だ。
たぶん、何をやってもダメだろう。

極端な言い方をすれば、すべて巨人のせいだ。

その巨人のオーナーであるナベツネは「断固阻止する」と言っているようだが、本音では「そんな球団、つぶれてしまえ!」と思っているに違いない。

しかし、巨人という球団自体もそうだが、そのファンが足を引っ張っているとも言えなくもない。

「やっぱり巨人が強くないと面白くない」などと言うバカがいる限り、プロ野球の発展は望めない。
ホントに巨人が好きなのであればともかく、野球に興味さえないくせに、ただ強いからという理由で「ファンだ」と言ってのける神経の持ち主は、とてもじゃないが普通じゃないと思うし、いまだに、プレーは一流だがオツムは中学生以下の長嶋が引っ張り出されるような状況は、異常としか言いようがない。

ただ、これはプロ野球だけの問題ではなかろう。
この国のスポーツ全体の問題ではないだろうか。

なぜなら、この国ではスポーツをきちんと育てようという気なんてサラサラない人が多いからだ。

ちょっとオリンピックでいい成績なんかあげようものなら、マスコミはともかく、皆でよってたかって引きずり降ろそうとする。

「優勝したからっていい気になるなよ!お前なんか、二度と優勝させてやるものか」と言わんばかりの報道と熱狂だ。
「次もがんばれよ」なんていう雰囲気はどこにもない。

皆、そいつだけが脚光を浴びるのがイヤなんだ。
皆平等でないとダメなんだと、本気で思っているヤツもいるかも知れない。
こんな輩がいる限り、スポーツは単なる儲け口、金づるにしかならないだろう。

話が変な方向へ行ってしまったが、これからプロ野球はどうなっていくのだろうか。

いくらがんばっても、お客が入らないんだから、実績のある選手はどんどん大リーグへ流れていってしまう。

であれば、いっそのこと、大リーグの一部として存在すればいいのではないか?
つまり、東地区・西地区などと同様、ア・リーグかナ・リーグの一地区として地区優勝を争い、その優勝チームはプレーオフへの出場権をかけて決定戦を行う、という形にすれば、ちょっとはお客も増えるのではないだろうか。

いずれにしても、今のままではパリーグの灯はやがて消えてしまう。

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