何考えてんだか

日経新聞から

今日のコラム「春秋」は、何だかよくわからない。

オマキザルだのチンパンジーだのを取り上げて、『不公平への怒り、親しきものへの寛容、協力への感謝、恩返し』がどうのこうの、と書いている。

しかし、最初から最後までサルのお話に終始していて、結論の部分がよく見えてこない。
もしかして、シナのことをサルに例えて言っているのだろうか。

だとしたら、日経としては、かなり思い切ったことをしたことになるのだが、普段の日経のスタンスからすると、それは考えられない。
でも、普通の人が読めば、「これって、中国か韓国のことか？」と思うに違いない内容だ。

いいのか、こんな中途半端な書き方で。


続いて、朝日新聞から

『東京都教育委員会は２６日、公立の小中学校、高校で今春行われた入学式での「日の丸・君が代」の実施状況をまとめた。「君が代」斉唱で起立しなかった教職員が９人、ピアノ伴奏を拒否した教職員が１人いたとしており、減給や戒告などの懲戒処分にする方針だ。都教委によると、「不起立」の内訳は高校８人、中学校１人。伴奏を拒否したのは高校の教職員だった。君が代斉唱時の起立を義務づけた０３年秋の通達以降、すでに戒告などを受けたことのある教職員も複数含まれているという』

わざわざこんな記事を載せるのは、いかにもアサピーだが、どうしても理解できないのは、「君が代」斉唱で起立しなかったり、ピアノ伴奏を拒否したりしているヤツらの気持ちだ。

「君が代」や「日の丸」を、嫌っている理由がよくわからない。
とても、本気で嫌っているとは思えない。

「日の丸」を見ると戦争を思い出す、と言うヤツがいるが、少なくとも私より若い連中が、そんなことを思い出すはずがない。

私自身、日の丸を見て、そんなことを考えたこともなかったからだ。
だいたい、戦争なんて経験してないし。

本気で「日の丸はいかん！」と思っているのなら、オリンピックやサッカーの試合で、日の丸を振り回している者たちに対して、猛然と抗議しろよ。

どうせ、言い返されるのが怖いんだろう。
「別にいいじゃん」って言われた時に、どうやって説明するなんだろうねえ。

一度、若者たちとじっくり話し合ってみてはいかがか。
ぜひサッカー場で。