はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

もう今年は終わった!?

2024-09-11 | 日記
プロ野球セリーグは、終盤に差し掛かり再び混線ムードが漂っている中、どうやらはっきりと先が見えてきたような気がする。

首位攻防戦ということで注目を浴びている広島対巨人3連戦の初戦で、わが広島カープは巨人に完敗した。

広島はエース森下を登板させたものの、初回から坂本にホームランを打たれるなど制球が安定せず、結局4失点で降板した。

一方の巨人は菅野が先発したが、安定した投球で広島打線に隙を与えなかった。

結局1-6で広島は敗れたわけだが、首位巨人との差が2に広がるとともに、3位阪神との差が0.5と縮まった。

まだ残り21試合あるものの、私はこの時点で広島の優勝はムリだと思った。

まず、投手陣全体に疲れが見える。

新井監督は選手を信頼している、ということだけど、とにかく律儀にローテーションを守っているので、途中で一旦間を空けるといった配慮がほとんどない。

中継ぎ・抑え陣も、8回島内、9回栗林という形を頑なに守り、どう見ても球速が落ちているというのに、打たれても打たれても「大丈夫!」という謎のコメントを残して使い続け、結局島内は一度二軍に落ちている。

動きが一歩も二歩も遅いのだ。

しかし、それでも投手陣は頑張っている。

問題は打線だ。

とにかく打てない。

ネットなどでは「なぜ1点を取りにいく野球をやらない」という批判が多かったけど、問題はそこではないと思う。

「1点を取りにいく野球」は結構やっている。

ただ、それで作った無死2・3塁とか一死3塁のチャンスの場面で、1点も取れないことが多い。

一言で言うと「外野フライを打てる打者が一人もいない」のである。

「いや、結構犠牲フライは記録しているぞ」という人もいるだろうけど、それは連打・連打で大量点を取っている途中での出来事であって、「ここは、最低でも同点」という場面で犠牲フライを見ることがほぼない。

シーズン当初は代打の切り札として期待されていた松山などは、外野どころか内野の頭さえ超えることができず、ほとんどが内野フライか三振だった。

こんなバッターなら、若手を起用して、ボテボテの内野ゴロを打ってもらった方が、まだ得点の可能性がある。

「ホームランも打てるので、外野フライくらいは簡単だろう」と思われている末包に至っては、ブンブン振り回しているだけで、外角に流れる変化球にまったく対応できていない。

3塁ランナーは仕方なく、内野ゴロでもギャンブル的にスタートを切り、ホームで憤死している。

こういうシーンを何度見たとこか。

とは言え、打線がダメなのはシーズン当初から懸念されていたことなので、むしろここまでよく頑張ったと言えないこともない。

とは言え、せっかく首位に立って終盤まで来たのに、ここへ来て「予想通り」の失速をするのを見るのは、何とも情けない。

この時点でもはや軌道修正はできないと思う。

阪神に抜かれることは必至だし、もしかしたらDeNAにも抜かれるかも知れない。

来年以降に向けて必要なことは、とにかく打者を育てること。

そのためには、「ホームランを打ったこともない」ような実績のない打撃コーチなんていらない。

そんな実績を持っているのは、今のところ監督の新井さんくらいだ。

だったら、なぜ外部から招へいしない。

実績は十分なのに、人望がなくてどこからも声がかからない松中や内川でもいいじゃないか。

そういう改革ができないようでは、しばらく優勝の目はないように思う。

まだシーズンは終わってないけど、昨日の敗戦で、個人的には「これで終わった」と思いました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画評1208 ~ アイ・イン... | トップ | 映画評1209 ~ ブラック・... »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事