金正日の死去について、野田首相の対応が遅いだの、藤村官房長官が「哀悼の意を表明した」だの、いろいろと批判されているようだけど、別に民主党なんだから、「だから何?」としか言いようがない。
野田首相としても、ならず者国家のトップが死んだからと言って、自分が何かできるとは思ってもいないだろうし、そもそも、どうしていいのかさえわかっていないはず。
もしかしたら、「そんなの、オレの仕事じゃない」と思っているかも知れない。
もともと何にも考えていない人なんだから。
下手に「支援者」を刺激したくないだろうから、少なくとも「前向き」な発言を期待する方がおかしい。
官房長官にしたって、とりあえず「哀悼の意」を表明した方が無難だと思っただけだろうし、「人が死んだというのに、『これを機に・・・』などという発言ができるわけがない」と思っているかも知れない。
山岡国家公安委員長が安全保障会議に出席しなかった、とこれまた批判を浴びていて、わざわざ警察庁長官が「わかり次第報告するつもりだった」などと本人に代わって言い訳をしているけど、当日の首相動静を見ると、その内実がよくわかる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111220/plc11122003190001-n1.htm
当日である12月19日、安全保障会議は13時1分に開催されているが、会議が終了したのは13時11分。
つまり、たった10分しか会議が行われていないわけだ。
その直後の13時12分頃、山岡が顔を出したわけだけど、当然のことながら、会議はすでに終わっている。
確かに「遅刻」には違いないのだけど、国家の安全保障についての大事な会議が、たった10分で終わるとは、いくら山岡でも思わなかったのではなかろうか。
にもかかわらず、藤村官房長官は、昨日の記者会見で「非常に迅速に安全保障会議の招集などが進んだ」と身内を持ち上げたそうな。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899562/news/20111221-OYT1T01230.htm?from=popin
まあ、「召集」の方は迅速に進んだのだろうけど・・・
それにしても、肝心の会議が10分って・・・
こんなの、集まった情報を報告するだけで、それくらいかかるだろうに。
「いちおう開催したよ」くらいの気持ちで開いたとしか思えない。
どんな会議だったのか、とても気になる。
以下、想定問答
野田「それでは、安全保障会議を始めましょう」
補佐官「首相、まだ国家公安委員長が到着しておりませんが・・・」
野田「あっ、そう。いつ到着するの?」
補佐官「もう間もなく、かとは思いますが」
野田「まあ、始めちゃいましょう。そんな全員が揃わなきゃ、っていうほどの会議じゃないし」
補佐官「しかし・・・」
野田「別に、後で報告すればいいんじゃない?」
補佐官「はあ・・・」
誰か「・・・以上で、報告を終わります」
野田「・・・・」
補佐官「????」
野田「・・・・」
補佐官「で、首相、これからどうなさいますか?」
野田「えっ、オレ?」
補佐官「関係諸国と連絡を取られた方がよろしいのでは?」
野田「えっ、何で?」
補佐官「いや、これから朝鮮半島の情勢が大きく変わるかも知れませんし」
野田「そんな、すぐに戦争になるとか、そんなことにはならないだろ?」
補佐官「それはそうですけど、ある意味チャンスですから」
野田「何の?」
補佐官「えっ?いや、拉致問題の解決とか、核の問題とか、前に進む可能性があるではないですか」
野田「あっ、そう。でも、今日・明日の問題じゃないよね」
補佐官「それはそうですけど・・・」
野田「まあ、いずれアメリカから何か言ってくるでしょうし、当面様子は見ましょう」
補佐官「こちらからは連絡しないのですか?」
野田「何て言うの?」
補佐官「は?」
野田「向こうは、当然このことを知っているはずでしょ?」
補佐官「そりゃあ、まあそうでしょうが・・・」
野田「だったら、北朝鮮の金正日総書記が亡くなったそうです、なんて言っても、『そんなことくらい知ってるよ』って言われるだけだよ」
補佐官「いや、そういうことじゃなくて・・・」
野田「まあ、焦る必要はない。ここはじっくりと冷静にいきましょう」
補佐官「はあ・・・」
野田「では、会議はこれで終わりましょう。後は、官房長官、頼みますよ」
藤村「記者会見では、何て言えばいいですかねえ」
野田「とりあえず、哀悼の意でも表しておけば?」
藤村「わかりました」
野田「では、終わりましょう。(時計を見ながら)ちょうどいい時間ですね」
これなら、10分で終わる!?
野田首相としても、ならず者国家のトップが死んだからと言って、自分が何かできるとは思ってもいないだろうし、そもそも、どうしていいのかさえわかっていないはず。
もしかしたら、「そんなの、オレの仕事じゃない」と思っているかも知れない。
もともと何にも考えていない人なんだから。
下手に「支援者」を刺激したくないだろうから、少なくとも「前向き」な発言を期待する方がおかしい。
官房長官にしたって、とりあえず「哀悼の意」を表明した方が無難だと思っただけだろうし、「人が死んだというのに、『これを機に・・・』などという発言ができるわけがない」と思っているかも知れない。
山岡国家公安委員長が安全保障会議に出席しなかった、とこれまた批判を浴びていて、わざわざ警察庁長官が「わかり次第報告するつもりだった」などと本人に代わって言い訳をしているけど、当日の首相動静を見ると、その内実がよくわかる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111220/plc11122003190001-n1.htm
当日である12月19日、安全保障会議は13時1分に開催されているが、会議が終了したのは13時11分。
つまり、たった10分しか会議が行われていないわけだ。
その直後の13時12分頃、山岡が顔を出したわけだけど、当然のことながら、会議はすでに終わっている。
確かに「遅刻」には違いないのだけど、国家の安全保障についての大事な会議が、たった10分で終わるとは、いくら山岡でも思わなかったのではなかろうか。
にもかかわらず、藤村官房長官は、昨日の記者会見で「非常に迅速に安全保障会議の招集などが進んだ」と身内を持ち上げたそうな。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899562/news/20111221-OYT1T01230.htm?from=popin
まあ、「召集」の方は迅速に進んだのだろうけど・・・
それにしても、肝心の会議が10分って・・・
こんなの、集まった情報を報告するだけで、それくらいかかるだろうに。
「いちおう開催したよ」くらいの気持ちで開いたとしか思えない。
どんな会議だったのか、とても気になる。
以下、想定問答
野田「それでは、安全保障会議を始めましょう」
補佐官「首相、まだ国家公安委員長が到着しておりませんが・・・」
野田「あっ、そう。いつ到着するの?」
補佐官「もう間もなく、かとは思いますが」
野田「まあ、始めちゃいましょう。そんな全員が揃わなきゃ、っていうほどの会議じゃないし」
補佐官「しかし・・・」
野田「別に、後で報告すればいいんじゃない?」
補佐官「はあ・・・」
誰か「・・・以上で、報告を終わります」
野田「・・・・」
補佐官「????」
野田「・・・・」
補佐官「で、首相、これからどうなさいますか?」
野田「えっ、オレ?」
補佐官「関係諸国と連絡を取られた方がよろしいのでは?」
野田「えっ、何で?」
補佐官「いや、これから朝鮮半島の情勢が大きく変わるかも知れませんし」
野田「そんな、すぐに戦争になるとか、そんなことにはならないだろ?」
補佐官「それはそうですけど、ある意味チャンスですから」
野田「何の?」
補佐官「えっ?いや、拉致問題の解決とか、核の問題とか、前に進む可能性があるではないですか」
野田「あっ、そう。でも、今日・明日の問題じゃないよね」
補佐官「それはそうですけど・・・」
野田「まあ、いずれアメリカから何か言ってくるでしょうし、当面様子は見ましょう」
補佐官「こちらからは連絡しないのですか?」
野田「何て言うの?」
補佐官「は?」
野田「向こうは、当然このことを知っているはずでしょ?」
補佐官「そりゃあ、まあそうでしょうが・・・」
野田「だったら、北朝鮮の金正日総書記が亡くなったそうです、なんて言っても、『そんなことくらい知ってるよ』って言われるだけだよ」
補佐官「いや、そういうことじゃなくて・・・」
野田「まあ、焦る必要はない。ここはじっくりと冷静にいきましょう」
補佐官「はあ・・・」
野田「では、会議はこれで終わりましょう。後は、官房長官、頼みますよ」
藤村「記者会見では、何て言えばいいですかねえ」
野田「とりあえず、哀悼の意でも表しておけば?」
藤村「わかりました」
野田「では、終わりましょう。(時計を見ながら)ちょうどいい時間ですね」
これなら、10分で終わる!?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます