はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

どっちもどっち?

2014-11-07 | 日記
先般行われたアジア大会で、カメラを盗んだとされた競泳の富田選手が「ボクはやっていない」と記者会見を開いた。

その会見を見ての感想。

「富田ってアホなの?」

彼が実際にカメラを盗んだかどうかはわからないが、試合当日にたまたまそばにあったカメラを自分のバッグに入れてしまうなんて、普通の人間ならやらないと思う。

それに、何せあの国で起こった事件だから、冤罪・捏造ということは十分あり得る。

と言うか、その可能性の方が高いと思う。

もしも、本当は盗んだのだとしたら、帰国後にわざわざ記者会見を開くことに、まったく意味がないわけだし。

とは言え、自分がやってもいないのに「国に帰れなくなってしまうのが怖かった」ということで、簡単に罪を認めてしまうなんて、バカすぎるだろう。

認めてしまった後、自分がどうなるのか想像もできないなんて、脳内筋肉野郎だとしても、とても信じられない。

ただ、「認めないとトンデモないことになるぞ」みたいなことを言われて、脅されて、「後で事実を話せばいいや」と思い、つい認めてしまう心情も理解できないことはない。

不可解なのはJOCの態度。

まったく富田選手を擁護しようという気がないみたいだ。

富田選手の記者会見の後で「韓国の適正な手続きに従い、下された刑事処分にもとづき、適切な処分を実行したと判断している」などとコメントしている。

あの国が、適正な手続きや適正な刑事処分なんかできるのか、という問題は別しても、少なくとも見直すつもりはさらさらないことがよくわかるコメントだ。

事務局長の平眞というヤツの会見を見ている限り、そういうイメージしかない。

たぶん、「めんどくさいなあ。一旦認めたんだから、そのまま黙ってろよ」と思っているに違いない。

こんな連中が、スポーツを仕切っているわけだから、選手も大変だと思う。

要は、自分たちのことしか考えていないわけだ。


この問題は、簡単には解決しないと思う。

だいたいあの国が「実は間違えていました」などと言うとも思えないし、JOCも抗議するどころか、処分取り消しさえも考えていないみたいだし。

灰色のままうやむやになってしまいそうな気がする。

そして、富田選手は選手生命を断たれておしまい。

いいのか?これで。

まあ、そうなると決まったわけじゃないけど・・・

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