やった～ 首位だ！

広島カープが、中日との３連戦で１３失点。

投手陣が、ほぼ壊滅状態だ・・・

・・・と、普通はなるところが、広島の方はこの３試合で、何と３１点も取っている。

だから、３連勝できたわけで、首位だった巨人がまさかの３連敗をしたこともあり、この時点で首位。


それにしても、恐ろしい打線だ。

ここ９試合では、６８点も取っている。

１試合平均が７.５点って、どんな打線じゃい！

だいたい、１番から５番までが揃って３割を打っている、ってスゴくない？

それも、これまでは「１発もあるけど、三振もある」という感じだったエルドレッドが、何と首位打者。

本塁打も、ここまで１０本と好調だ。

昨日の代打での本塁打なんて、試合の流れからいっても「起死回生の逆転スリーラン」だし、実にいいところで打っている。

とにかく信じられないくらい絶好調の打線。


ただ、失点の方もここ９試合で４２点と、あんまり芳しくない。

１試合平均５点弱、ってちょっと多いだろう。

投手陣で頼りになるのは、今のところ黒田くらいで、昨年あれだけ安定していたジョンソンが、今年は今ひとつぱっとしない。

福井も昨日打たれたように、まったく安定していない。

先日、プロ初完封をした野村も、見ていてヒヤヒヤしてばかり。

横山に至っては、２勝してはいるものの、いずれも打線のおかげ。

抑えの中崎も、ちょっと不安定で、最終回に点を取られることが結構ある。

中継ぎ陣で安定しているのは、ジャクソンと、２軍からあがったばかりのヘーゲンスくらいだろうか。

こんな投手陣で、ここまで勝てているのは、打線のおかげ以外にない。

でも、打線は水物だし、いつまでも皆が打ちまくる、なんてことがあるはずがない。


などと、ファンとしては、シーズンが終わるまでは、ヒヤヒヤ・ドキドキしてばかり。

特に、ここ数年交流戦が始まると、一気に調子を落としてしまうカープ。

鯉のぼりの季節も、あと１週間ほど。

次の巨人戦が、一つの試金石になると思うので、ぜひ勝ち越してほしいものだ。