はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

実は、私・・・・不治の病でした!?

2012-01-11 | 日記
「新型うつ病」というのが発見されたそうな。

従来型のうつ病との違いは、以下の点らしい。

             <従来型>    <新型>
辛い時間帯   ⇒ 午前中      夕方
休日の気分   ⇒ 関係なし     元気になる
悪化する場所  ⇒ 関係なし     会社
気分の浮き沈み ⇒ 継続して沈む   浮き沈みが激しい
いらだちの矛先 ⇒ 自分を責める   他人のせいにする
食事・睡眠   ⇒ 食欲不振・不眠  過食・過眠気味


簡単に言うと、「遊んでいる時は何ともないが、会社に行くと気分が落ち込む」ということらしい。

なるほど、これでわかった!

何がわかったのかと言うと、私は完全なる「新型うつ病」だった、ということだ。

まず、休日は元気だけど、会社に行くと気分が重い。
特に、会議だとか研修会などがあると、いつもより気分が重くなる。

そして、日によって気分の浮き沈みは激しい。
特に、普段の会社は「ちょっと気分が重い」程度だけど、会議だとか研修会があると、特に気分が重くなる。
その浮き沈みはかなりのものだ。

そして、仕事上で気に入らないことがあった時、それは「自分が悪い」と思うのではなく、たいていの場合、それは「上司が悪い」と思い込んでしまう。

そんな症状があるにもかかわらず、食欲は十分にあるし、寝つきは悪いけれど、結構寝ている。


しかも・・・

私の場合は、かなり「重度」の新型うつ病であることもわかった。

なぜなら、「辛い時間帯」は、夕方だけでなく、「会社にいる間ずっと」だからだ。
しかも、会議だとか研修会なんかの時は・・・もう、言うまでもない。

さらに、私の場合は、社会人になって以来ずっとこうだから、もはや「不治の病」と言っても間違いないかも知れない。


知らなかった!

もっと早く自分の病気に気が付いていれば・・・と思うと残念でならない。
道理で「おかしいなあ」と思っていたわけだ。
だって、たいていの場合、仕事している時って、楽しくなかったもの。


では、どうすればいいのだろう。

これに対しては、東大法学部を出たというエラい弁護士さんのお墨付きがある。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120108-00000001-president-bus_all


例として挙げているのは、「うつ病で会社を休んでいるにもかかわらず、海外旅行をしていた社員に対して、上司は叱りつけてもいいか」というものだが、このエラい弁護士さんは、こう答えている。

『会社には安全配慮義務が課せられており、従業員を病気にしないよう業務態勢を整えたり、病気になった人にはそれを悪化させないよう手を打ったりしなければならない。したがってうつ病を悪化させるような厳しい叱責はもってのほかで、相手の体調を見ながら負荷をかけないよう配慮する努力が上司には必要である』

そう、会社には「安全配慮義務」がある。
私は、これに関係する仕事もしていたので、よく知っている。

つまり、会社を休んで遊んでいる私を、会社は叱責してはいけないのである。
私が遊ぶのは、「さぼり」なんかではなく、「病気を治すため」だからだ。
それ以外の理由などない。


そして、このエラい人は、会社側における解決策としては、次のように答えている。

『解決策の一つは就業規則に「休職期間中は病気を治すのに専念する」という療養専念義務の規定を設け、勝手に海外旅行したりする行動に一定の制限を加えることである。休職期間の趣旨は病気を治すことにあり、もしちゃんと通院や投薬をしないのなら休職させる必要もない、というわけである。このような規定がない場合、休職期間中の海外旅行に何らかの処分を下すことは難しい』

う~む、ちょっと気に入らない。

なぜなら、私の場合は、海外旅行なんかすると、かえってストレスがたまってしまう恐れがあるからだ。
つまり、「海外旅行」に限定するのではなく、「旅行またはその他の行事」として、もっと範囲を広げるべきだ。
「その他の行事」とは、例えば映画鑑賞やパチンコなどである。
なぜなら、これらも、あくまでも「病気を治すため」の行事だからだ。
それ以外の理由など、ゼッタイにない!!


とは言え、このようにエラい人が言っているのだから、会社も早く対処すべきだろう。
民主党も、この機会に「労働基準法」や「労働安全衛生法」などの改正をすれば、もっと支持率が上がるかも知れないのだから、積極的にやるべきだ。

少なくとも、これによって「プー太郎」・・・じゃなかった、「働くと負け」だと思っている連中・・・でもなかった、「働きたくても、会社に行くと気分が重くなってしまう人たち」の支持を受けることは間違いないと思うぞ。
もちろん、私も支持する。


いや~、実に明るい話題だ。

社会人になってからの30年間、ずっと「自分が病気であること」を知らなかったことは、とても残念だし、「失われた30年」は、もう返ってはこないけれど、この先の人生が、何だか楽しくなりそうな気がしてきた。


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