今日は「マークスマン」を見てきました。
『アイス・ロード』などのリーアム・ニーソン主演のアクション。元狙撃兵の男が、メキシコの麻薬カルテルに追われる少年をシカゴにいる親類のもとへ送り届けようとする。監督、脚本、製作を務めるのは『人生の特等席』などのロバート・ロレンツ。ドラマシリーズ「ヴァイキング ~海の覇者たち~」などのキャサリン・ウィニック、ドラマシリーズ「SIX アメリカ海軍特殊部隊」などのフアン・パブロ・ラバのほか、テレサ・ルイス、ジェイコブ・ペレスらが出演する。
主演:リーアム・ニーソン
共演:キャサリン・ウィニック、ファン・パブロ・ラバ、テレサ・ルイス、ジェイコブ・ペレスなど
<ストーリー>
海兵隊の腕利き狙撃兵だったジム・ハンソン(リーアム・ニーソン)。妻に先立たれた彼は、メキシコ国境付近の町で牧場を営みながら愛犬と暮らしていた。ある日、ジムはメキシコの麻薬カルテルから追われて越境してきた母子と遭遇。組織に銃撃された母は、11歳の息子ミゲルをシカゴに住む親類のもとへ連れて行ってほしいとジムに頼み、息を引き取る。ミゲルを放っておくこともできず、彼とシカゴに向かうことにするジム。だが、アメリカに侵入した麻薬カルテルからの追撃を受ける。
私の好きなアクション俳優であるリーアム・ニーソンの作品であるか、もう御年69であるせいか、派手なアクションは鳴りを潜めている。
今作も、密入国してきた少年を守るために、敵と堂々と撃ち合いをするのではなく、どちらかと言うと逃げ回っているという印象の方が強い。
そして、最後はリーアム・ニーソン自身が・・・という、これまでにはないオチだったのはちょっと驚いた。
本作の監督は、クリント・イーストウッド作品でアシスタント・ディレクターなど務めていた人ということもあってか、クリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」に似ている部分がある。
しかも、二人が逃避行中のホテルで見ていた昔の映画が、クリント・イーストウッド主演の映画(「奴ら高く吊るせ」)だったというのも、彼に対するオマージュが感じられる作品ではある。
また、作中で亡くなった妻に対する気持ちが描かれていたが、彼自身が若くして妻を亡くしているという実体験があるそうなので、彼としてもいろんな思いが詰まっているのかも知れない。
アクション俳優としての彼が好きな私としては、もっと敵をボコボコにしてほしかった、というのがちょっと残念だったのだけど、作品としては悪くなかったと思う。
とは言え、元海兵隊の優秀な狙撃兵という設定(タイトルとなっている「マークスマン」とは、射撃の名手という意味がある)ではあるので、最後はそういう見せ場も用意されてはいる。
適度にハラハラ・ドキドキする展開はいい緊張感だったし、敵のエゲつなさもうまく描かれていたと思うので、最後まで飽きることなく見ることができました。
ということで、評価は「B」にします。
『アイス・ロード』などのリーアム・ニーソン主演のアクション。元狙撃兵の男が、メキシコの麻薬カルテルに追われる少年をシカゴにいる親類のもとへ送り届けようとする。監督、脚本、製作を務めるのは『人生の特等席』などのロバート・ロレンツ。ドラマシリーズ「ヴァイキング ~海の覇者たち~」などのキャサリン・ウィニック、ドラマシリーズ「SIX アメリカ海軍特殊部隊」などのフアン・パブロ・ラバのほか、テレサ・ルイス、ジェイコブ・ペレスらが出演する。
主演:リーアム・ニーソン
共演:キャサリン・ウィニック、ファン・パブロ・ラバ、テレサ・ルイス、ジェイコブ・ペレスなど
<ストーリー>
海兵隊の腕利き狙撃兵だったジム・ハンソン(リーアム・ニーソン)。妻に先立たれた彼は、メキシコ国境付近の町で牧場を営みながら愛犬と暮らしていた。ある日、ジムはメキシコの麻薬カルテルから追われて越境してきた母子と遭遇。組織に銃撃された母は、11歳の息子ミゲルをシカゴに住む親類のもとへ連れて行ってほしいとジムに頼み、息を引き取る。ミゲルを放っておくこともできず、彼とシカゴに向かうことにするジム。だが、アメリカに侵入した麻薬カルテルからの追撃を受ける。
私の好きなアクション俳優であるリーアム・ニーソンの作品であるか、もう御年69であるせいか、派手なアクションは鳴りを潜めている。
今作も、密入国してきた少年を守るために、敵と堂々と撃ち合いをするのではなく、どちらかと言うと逃げ回っているという印象の方が強い。
そして、最後はリーアム・ニーソン自身が・・・という、これまでにはないオチだったのはちょっと驚いた。
本作の監督は、クリント・イーストウッド作品でアシスタント・ディレクターなど務めていた人ということもあってか、クリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」に似ている部分がある。
しかも、二人が逃避行中のホテルで見ていた昔の映画が、クリント・イーストウッド主演の映画(「奴ら高く吊るせ」)だったというのも、彼に対するオマージュが感じられる作品ではある。
また、作中で亡くなった妻に対する気持ちが描かれていたが、彼自身が若くして妻を亡くしているという実体験があるそうなので、彼としてもいろんな思いが詰まっているのかも知れない。
アクション俳優としての彼が好きな私としては、もっと敵をボコボコにしてほしかった、というのがちょっと残念だったのだけど、作品としては悪くなかったと思う。
とは言え、元海兵隊の優秀な狙撃兵という設定(タイトルとなっている「マークスマン」とは、射撃の名手という意味がある)ではあるので、最後はそういう見せ場も用意されてはいる。
適度にハラハラ・ドキドキする展開はいい緊張感だったし、敵のエゲつなさもうまく描かれていたと思うので、最後まで飽きることなく見ることができました。
ということで、評価は「B」にします。
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