多くの人たちが予想していたことだとは思うが、「コンビニのレジ袋の有料化は、まったくエコには結びつかない」という結果が、イギリスの環境省の調査によって判明したそうだ。
https://diamond.jp/articles/-/289250
この記事によれば、「イギリス環境省は、さまざまな種類の袋を1回使用するごとの環境負荷を算出し、紙袋なら3回、綿のエコバッグなら131回使わなければ、レジ袋よりもエコにならないとしている」ということだそうだ。
紙袋というのが、どういうものを指しているのかはわからないが、割と頑丈なものもあるので、「3回でレジ袋よりもエコになる」というのであれば、紙袋の方がいいんじゃない?という理屈が成り立ちそうな気もする。
ただ問題は、「レジ袋より嵩も重さもあるので、製造と輸送にずっと多くのエネルギーを消費し、炭素排出量が増える」という部分であって、単に出来上がった商品という点だけで比較すればこの程度ということになるが、製造時にかかるエネルギーを考慮し、トータルで考えれば「レジ袋の方が効率がいい」ということになりそうだ。
しかも、「紙袋やエコバッグの製造過程は、レジ袋に比べて大気や水質を汚染する物質の排出が多い。レジ袋に比べてリサイクルもずっと難しい」ということとなれば、もはやわざわざエコバッグを持ち歩くメリットはあまりないと言ってもいいと思う。
というか、そもそも「レジ袋じゃダメなのか?」という根本的な問題に戻ってしまうだろう。
つまり、そこまでしてレジ袋を有料化する意味は何なの?ということになるはずだ。
残念ながら、この調査はイギリスで行われたことであって、日本ではこの手の調査をしたとかいう話は聞いたことがない。
要は、理屈をつけて実施したのはいいけど、まったく検証していない、ということになるわけだ。
当然のことながら、この施策を推進した小泉進次郎には説明責任があるはずなのだが、ここへきてこの男は「有料化を決めたのは私じゃない」とか言っているらしい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/02f88e06706b0c1329779b2abe5869cc15e08eea
内容は、大リーガーの秋山翔吾との対談において「SNSは陰湿で、何をやっても批判される」という話の中で出てきた言葉である。
「何をやっても批判される」と言っている時点で、この男は反省なんかしないヤツだな、ということがわかるのだけど、一部SNSの極端にコメントだけを取り上げて、さも「SNSって信用できない」などというのは、朝日新聞などメディアがよく使う手であるが、それをやられていた政府・自民党側の人間がこういうことを言っていて大丈夫なのか?
例えレジ袋の有料化を決めたのが小泉進次郎の前の大臣だったとしても、それを実際に推進し、しかもエラそうに「これからはボクはこれを使います」などと言って、実は石油から作られていることを知らなかったプラスチックでコーティングされた紙コップを使っていたのだから、こいつに責任がないとは言えないはずだ。
この男が信用されないのは、こういう無責任な発言を平然と、しかも連発するからだ。
https://diamond.jp/articles/-/289250
この記事によれば、「イギリス環境省は、さまざまな種類の袋を1回使用するごとの環境負荷を算出し、紙袋なら3回、綿のエコバッグなら131回使わなければ、レジ袋よりもエコにならないとしている」ということだそうだ。
紙袋というのが、どういうものを指しているのかはわからないが、割と頑丈なものもあるので、「3回でレジ袋よりもエコになる」というのであれば、紙袋の方がいいんじゃない?という理屈が成り立ちそうな気もする。
ただ問題は、「レジ袋より嵩も重さもあるので、製造と輸送にずっと多くのエネルギーを消費し、炭素排出量が増える」という部分であって、単に出来上がった商品という点だけで比較すればこの程度ということになるが、製造時にかかるエネルギーを考慮し、トータルで考えれば「レジ袋の方が効率がいい」ということになりそうだ。
しかも、「紙袋やエコバッグの製造過程は、レジ袋に比べて大気や水質を汚染する物質の排出が多い。レジ袋に比べてリサイクルもずっと難しい」ということとなれば、もはやわざわざエコバッグを持ち歩くメリットはあまりないと言ってもいいと思う。
というか、そもそも「レジ袋じゃダメなのか?」という根本的な問題に戻ってしまうだろう。
つまり、そこまでしてレジ袋を有料化する意味は何なの?ということになるはずだ。
残念ながら、この調査はイギリスで行われたことであって、日本ではこの手の調査をしたとかいう話は聞いたことがない。
要は、理屈をつけて実施したのはいいけど、まったく検証していない、ということになるわけだ。
当然のことながら、この施策を推進した小泉進次郎には説明責任があるはずなのだが、ここへきてこの男は「有料化を決めたのは私じゃない」とか言っているらしい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/02f88e06706b0c1329779b2abe5869cc15e08eea
内容は、大リーガーの秋山翔吾との対談において「SNSは陰湿で、何をやっても批判される」という話の中で出てきた言葉である。
「何をやっても批判される」と言っている時点で、この男は反省なんかしないヤツだな、ということがわかるのだけど、一部SNSの極端にコメントだけを取り上げて、さも「SNSって信用できない」などというのは、朝日新聞などメディアがよく使う手であるが、それをやられていた政府・自民党側の人間がこういうことを言っていて大丈夫なのか?
例えレジ袋の有料化を決めたのが小泉進次郎の前の大臣だったとしても、それを実際に推進し、しかもエラそうに「これからはボクはこれを使います」などと言って、実は石油から作られていることを知らなかったプラスチックでコーティングされた紙コップを使っていたのだから、こいつに責任がないとは言えないはずだ。
この男が信用されないのは、こういう無責任な発言を平然と、しかも連発するからだ。
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