他に面白そうな番組がなくて、たまたまチャンネルを合わせてしまった番組。
「天才!志村どうぶつ園」
動物モノの大好きな私が、今までなぜこの番組を見たことがないか、と言うと、タイトルからして興味のわくものがなかったから。
今日も、「めちゃイケ」の始まる10分ほど前にチャンネルを合わせたのだが、久々にムチャクチャな場面に遭遇してしまった。
出てきたのは、ネコとその飼い主である青年。
このネコと青年は仲がよく、毎日のように遊んでいたのだが、青年が高校生活を送るために下宿をするようになったある日、実家に帰ってきた時、このネコから急に噛み付かれ、それ以降も、近寄ればすさまじい声で鳴かれるし、爪を立てようとさえする。
いったいどうしたのだろう、という設定。
見ると、確かにこのネコは、青年に対して敵意むき出しである。
ちょっと面白そう、ということで、この後の展開を期待していたら、何と「動物と話せる女」というのが出てきた。
なにやらイヤな予感。
スカパーの「アニマルプラネット」でさえ、動物と共に暮らしている人はたくさん出てくるが、「話ができる」なんてのは見たことがない。
だいたい、話なんかできるわけがない。
何を始めるのかと思っていたら、この女、じ~っとネコを見つめて、話をし始める。
何だかおかしいでしょ?
そう、何の言葉もかけてはいないし、そもそもネコ自身がこの女のことなんか見てもいない。
でも、気持ちで話をしているらしい。
そして、こう言った。
「このネコは、とても怒っています」
当たり前だ!!
そんなの、私が見たってわかる。
別に話なんかしなくても、誰にだってわかる。
しかも、「ネコは動物の中でも、もっとも感情的なのです」だと。
初めて知った。
「本能のままに行動している」と言うのならわかるが、感情的という表現は初めてだ。
そもそも動物なんて、感情を抑えることなんかしないだろうし、怒っている・悲しんでいる・ハラが減っている・遊んでほしい、くらいのことは、ちょっと飼っていれば、すぐにわかる。
つまり、感情を抑えてなんかいないから、わかるわけだ。
人間みたいに、何考えてるのかわからない、というようなことはまずない。
これを「感情的」と言っていいのだろうか。
さらに、こんなことを言い始めた。
「レオ(ネコの名前)は、自分に黙って出て行ったあなたに対して怒っています。最初は寂しかったのだが、そのうち寂しさが怒りに変わったのです」
う~ん、何のヒネりもないコメントだ。
そんなの、私にだって言えるぞ。
そして、青年に対して「家を出る時に、レオに対してちゃんと説明しましたか?」と聞く。
普通の人は、こんな場面で「ちゃんと」説明なんかしない。
もちろん、青年は「していない」と答えた。
「だから怒っているのです」
ハイハイ、とてもよく理解できます。
で、どうすればいいのかと言うと・・・
「レオに、心の底から謝りなさい」
そろそろチャンネルを変えたくなってきた。
でも、もしかしてものすごい結末があるのかも知れない、と思って最後まで見る。
その日から、青年は毎日ネコに真剣に謝っているのだとか。
そして、ついに・・・・
という場面は、結局出てこなかった。
つまり、ホントに仲直りしたのかどうか、テレビでは何も言っていないのだ。
確かに、動物と話せる女もこう言っていた。
「長い時間がかかるかも知れません」
なるほど、ここまでで番組を終わっておいて、後はほったらかしというわけだな。
だいたい、青年とこのネコが、昔ホントに仲が良かったという証拠はない。
あのネコは、確かに怒っていた。
じゃれようとしていたのではなく、明らかに爪を立てようとしていた。
とすれば、最近(もしかしたら昔から?)青年がこのネコを虐待した、ということも考えられる。
いずれにしても、番組では最後まで面倒を見ていないのだから、そう思わざるを得ない。
ホントにいいかげんな番組だ。
こんな番組を見て泣くヤツの気が知れない。
最後に青年とネコが仲良くなって、初めて泣ける場面となるのではないのか。
「話ができる」というのを比喩として使っているのならまだ許せるのだが、どう見ても会話も何もしてなくて、ただ見ているだけ。
もちろん、ネコは知らんぶり。
つまり、ただ観察しているだけなのだ。
こういうのを、インチキ番組という。
別に、ネコがそういう態度をとることなどあり得ない、と言っているわけではない。
もしインチキではないと言うのなら、実際に青年とネコが仲直りするところをきちんと見せるべきだろう。
それに、そもそもの問題として、ホントに仲直りするのであれば、あの「動物と話しができる女」なんていらない。
だって、たいしたことは何も言っていないのだから。
こいつが、これで商売を成立させているのであれば、私にだってできる。
犬でもネコでも何でもいい、怒っている動物をじっと見つめて、おもむろに「この○○は、とても怒っています」と言えばいいだけ。
バカじゃないの?
「天才!志村どうぶつ園」
動物モノの大好きな私が、今までなぜこの番組を見たことがないか、と言うと、タイトルからして興味のわくものがなかったから。
今日も、「めちゃイケ」の始まる10分ほど前にチャンネルを合わせたのだが、久々にムチャクチャな場面に遭遇してしまった。
出てきたのは、ネコとその飼い主である青年。
このネコと青年は仲がよく、毎日のように遊んでいたのだが、青年が高校生活を送るために下宿をするようになったある日、実家に帰ってきた時、このネコから急に噛み付かれ、それ以降も、近寄ればすさまじい声で鳴かれるし、爪を立てようとさえする。
いったいどうしたのだろう、という設定。
見ると、確かにこのネコは、青年に対して敵意むき出しである。
ちょっと面白そう、ということで、この後の展開を期待していたら、何と「動物と話せる女」というのが出てきた。
なにやらイヤな予感。
スカパーの「アニマルプラネット」でさえ、動物と共に暮らしている人はたくさん出てくるが、「話ができる」なんてのは見たことがない。
だいたい、話なんかできるわけがない。
何を始めるのかと思っていたら、この女、じ~っとネコを見つめて、話をし始める。
何だかおかしいでしょ?
そう、何の言葉もかけてはいないし、そもそもネコ自身がこの女のことなんか見てもいない。
でも、気持ちで話をしているらしい。
そして、こう言った。
「このネコは、とても怒っています」
当たり前だ!!
そんなの、私が見たってわかる。
別に話なんかしなくても、誰にだってわかる。
しかも、「ネコは動物の中でも、もっとも感情的なのです」だと。
初めて知った。
「本能のままに行動している」と言うのならわかるが、感情的という表現は初めてだ。
そもそも動物なんて、感情を抑えることなんかしないだろうし、怒っている・悲しんでいる・ハラが減っている・遊んでほしい、くらいのことは、ちょっと飼っていれば、すぐにわかる。
つまり、感情を抑えてなんかいないから、わかるわけだ。
人間みたいに、何考えてるのかわからない、というようなことはまずない。
これを「感情的」と言っていいのだろうか。
さらに、こんなことを言い始めた。
「レオ(ネコの名前)は、自分に黙って出て行ったあなたに対して怒っています。最初は寂しかったのだが、そのうち寂しさが怒りに変わったのです」
う~ん、何のヒネりもないコメントだ。
そんなの、私にだって言えるぞ。
そして、青年に対して「家を出る時に、レオに対してちゃんと説明しましたか?」と聞く。
普通の人は、こんな場面で「ちゃんと」説明なんかしない。
もちろん、青年は「していない」と答えた。
「だから怒っているのです」
ハイハイ、とてもよく理解できます。
で、どうすればいいのかと言うと・・・
「レオに、心の底から謝りなさい」
そろそろチャンネルを変えたくなってきた。
でも、もしかしてものすごい結末があるのかも知れない、と思って最後まで見る。
その日から、青年は毎日ネコに真剣に謝っているのだとか。
そして、ついに・・・・
という場面は、結局出てこなかった。
つまり、ホントに仲直りしたのかどうか、テレビでは何も言っていないのだ。
確かに、動物と話せる女もこう言っていた。
「長い時間がかかるかも知れません」
なるほど、ここまでで番組を終わっておいて、後はほったらかしというわけだな。
だいたい、青年とこのネコが、昔ホントに仲が良かったという証拠はない。
あのネコは、確かに怒っていた。
じゃれようとしていたのではなく、明らかに爪を立てようとしていた。
とすれば、最近(もしかしたら昔から?)青年がこのネコを虐待した、ということも考えられる。
いずれにしても、番組では最後まで面倒を見ていないのだから、そう思わざるを得ない。
ホントにいいかげんな番組だ。
こんな番組を見て泣くヤツの気が知れない。
最後に青年とネコが仲良くなって、初めて泣ける場面となるのではないのか。
「話ができる」というのを比喩として使っているのならまだ許せるのだが、どう見ても会話も何もしてなくて、ただ見ているだけ。
もちろん、ネコは知らんぶり。
つまり、ただ観察しているだけなのだ。
こういうのを、インチキ番組という。
別に、ネコがそういう態度をとることなどあり得ない、と言っているわけではない。
もしインチキではないと言うのなら、実際に青年とネコが仲直りするところをきちんと見せるべきだろう。
それに、そもそもの問題として、ホントに仲直りするのであれば、あの「動物と話しができる女」なんていらない。
だって、たいしたことは何も言っていないのだから。
こいつが、これで商売を成立させているのであれば、私にだってできる。
犬でもネコでも何でもいい、怒っている動物をじっと見つめて、おもむろに「この○○は、とても怒っています」と言えばいいだけ。
バカじゃないの?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます