言ってもわからない人には・・・

すでにネットでは大いに話題になっているが、衆院予算委員会での自民党・西田議員による菅首相への尋問。

＜「エコドライブ日記」さんより引用＞
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/02f2ac69a144b71afc888ede2585415f

菅首相は、西田議員の質問に対してほとんど答えていない。
はぐらかしてばかり。

中には、質問の意味がわかっていないのか、あるいはどうして追及されているのかがわからないのか、いずれにしても質疑になっていない。

西田議員が思わず大笑いしたように、「帳簿のマイナスはあり得ない」という理屈がわかっていないようだ。

とは言え、多くの人たちが「これで菅さんも終わりだろう」と楽観的な予測をしているようだけど、どうなんだろう。

菅さんとしては、とにかく今現在目の前で行われている尋問（質疑？）が終わってくくれればそれでよかったはず。

質問に対する答えになってなくても、相手の質問の意味や追求されている理由がわからなくても、彼としては、そんなことはどうでもいいと思っているに違いない。

もとより「反省」とか「謝罪」とか一切するつもりはないわけだし、いくら間違いを指摘されても、「それはまったく違う」と全否定までしてしまうヤツ。

自分のやっていることに対して何を言われようが、どうせすべてを人のせいにしてしまえば終わりだし・・・

とにかく、目の前でいろいろ言われるのがイヤなだけだと思う。

前にも書いたように、まったく根拠がないとは言え、高いプライドを持っている人だから、「アンタいいかげんにしろ」とか「開き直るな！」とか言われただけで、かなりカッとしているはず。
途中から相手の話なんかも耳に入っていないのではなかろうか。

帳簿の理屈なんて、いくら説明しても本人にとってはどうでもいい話。

どれだけ悪事がバレようとも、すべて否定し、最終的には人のせいにしてしまえば、少なくとも本人は満足するに違いない。

所詮は、その程度の人間。
追及すればするほど、こっちがイライラしてしまう。

国会などで追及するのもいいけれど、早くこの政党自体を抹殺してしまわないとダメだと思う。

ところが、本来それを担うべきマスコミは、フジや日テレをはじめとして、「かんぽっぷ」を普及させるのに夢中で、そんなことには興味がない。
むしろ、自民党政権に戻ってしまうと、外国人参政権やら人権擁護法案やらが認められなくなってしまうから、今のままの方がいいと思っているだろう。

とは言え、先のフジテレビに対する抗議行動に見られるように、国民を完璧に欺くことはできなくなった。

一人ひとりが、まわりの人に根気よく説明していくこと。
この積み重ねだと思う。

最近私は、まわりの身近な人にも、折に触れて話をいろいろとしている

彼らからは「ほら、また始まった。要するにあの国が嫌いなだけでしょ」などと言われていたが、最近は少しずつ理解してきた様子。

何よりも、多くの人が無条件でテレビの情報を信じているのだから、理詰めで説明するしかない。

しかし、あくまでも冷静に。

かつては、私も「あのボケが！」とか「逝ってしまえ！」とかよく使っていたけど、それでは相手がかえって否定的になってしまい、かえって逆効果。

私が目指す、と言うか、とても参考になるのは高山正之さんのような感じ。
あるいは、屋山太郎さんとか。

もちろん、櫻井よしこさんも！