はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1036 ~ 呪術廻戦0

2022-01-02 | 映画評
新春第一弾は「呪術廻戦0」です。

芥見下々のコミックを原作にしたアニメの1年前が舞台の「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」を映画化。幼なじみを事故で亡くした高校生・乙骨憂太が幼なじみの呪いに苦しみ、最強の呪術師のもとで呪いを学ぼうとする。主人公の乙骨のボイスキャストは声優の緒方恵美が担当。制作をMAPPAが手掛ける。

<ストーリー>
幼いころ、結婚の約束をした祈本里香が交通事故で亡くなる瞬間を見た乙骨憂太は、彼女の呪いに苦しめられていた。ある日、憂太の前に東京都立呪術高等専門学校の教師で、最強の呪術士の五条悟が現れる。里香の呪いが原因で周囲の人を傷つけていた憂太は、呪術高専に転入し、里香の呪いを解こうとする。


「鬼滅の刃」に次ぐ大ヒットアニメである「呪術廻戦」の前日譚である。

「呪術廻戦」そのものは、途中までしか見ていないとは言え、ある程度内容を知っているので、何とかついていけたのだけど、何の知識もなしに見ると、「呪術士」とか「特級・1級」とかいうところは、ちょっと「何、それ?」とか思ってしまいそうな話ではある。

本編では、五条悟がどうして包帯で目隠しをしているのかとか、狗巻棘がどうしておにぎりネタしか言わないのか、という理由が説明されていたが、それまでは何も考えずにアニメを見ていたので、ある意味ありがたかった。

内容としては、本編ではほとんど出てこない乙骨憂太と幼馴染の里香の話であるが、ガキ同士で「将来結婚しようね」と誓い合った(?)だけで、あそこまで巨大な呪いに発展するのか、という疑問もあるとは言え、逆に言えば大人よりも純粋なので、その怨念も相当なものになる、というのも「まっ、ありかな」という感じ。

里香の呪いが乙骨にとり付いていたのではなく、実は乙骨の呪いが里香にとり付いていた、ということなので、まあ「いい話」ではある。

最後、里香の呪いが解けたというシーンは、本来であれば感動的なんだろうけど、どうしてもガキ同士の戯言というのが気になっていたので、残念ながらそこまで感動することはできなかった。

とは言え、画は綺麗だったし、バトルのシーンもぐちゃぐちゃになりそうなところが、うまく描かれていたと思うので、結構楽しめました。

ということで、評価は「B」にします。

続編があると思いますが、もちろん見ます!

ただ・・・

すでにネットでは盛り上がっているが、乙骨の声がモロに「碇シンジ」だったので、どうしてもシンジの姿が見え隠れしてしまい、乙骨自身のキャラがよくわからなかった、という面はあった。

シンジほど弱虫のダメ人間じゃないだろう、というわけだ。

それほどまでに、シンジ君の存在はデカかったわけですよ。

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