全員に検査を受けさせろ・・・って、バカなの？

いよいよ首都圏において緊急事態宣言発令が決定となった。

今年に入っての武漢肺炎（新型コロナ）の感染者拡大が尋常ではないので、この措置もしょうがないとは思うが、ここへきて国民の意識が緩んでいるような気がするのも確か。

来週に控えている「成人の日」において、予定通り成人式を開催する自治体もあるという。

いったい何を考えているのだろう。

若者だから感染しないと考えているのだとしたら、もう無知を通り越して「アホなの？」としか思えないが、政治家にもアホ丸出しの考えをしているヤツがいるので、ある意味しょうがないのかも知れない。

その「アホ」の代表が「古き悪しき」時代の自民党を引っ張ってきた小沢一郎だ。

こいつは、ツイッターで「国民一斉検査で、陽性患者、陽性無症状者、陰性者を明確にする。なぜそれができないのか」とつぶやいていた。

正確には次のようにツイートしている。

「社会的検査を忌避して、ついに年を越してしまった。国民一斉検査で、陽性患者、陽性無症状者、陰性者を明確にし、陽性者は必要に応じた隔離を行い、残る陰性者で経済を回す。
膨大な予算を確保しておいて、なぜそれができないのか。こんなことでは、緊急事態宣言は今後も繰り返され、全てがだめになる」

https://twitter.com/ozawa_jimusho/status/1346245173185970178

この老害は、１億２千万の人たち全員に検査を行え、と言っているわけだ。

病院というのは、武漢肺炎の感染者だけを相手にしているわけではない。

・・・などと改めて言わないとわからないのだろうか。

たとえ全国民に検査ができたとして、それで「陰性」の結果が出たら、それで「大丈夫」というつもりか？

確かに、こいつの上司である枝野幸男は、自身について「検査の結果、陰性だったのでもう大丈夫」みたいなコメントをしていたし、それ以前にも「陽性だったということは、感染していないということですね？」などとトンチンカンなことも言っていた。

今、陰性だったとして、明日以降どうなるのかわからない。

しかも、検査自体にも誤差がある。

それは3割とも2割とも言われているが、仮に誤差が１％だったとしても、国民全体で約100万前後の人たちに対して、間違えた結果が出てしまうということだ。

感染してもいないのに、「陽性」と判定された人たちを全員隔離するのか？

実は感染しているのに「陰性」と判定された人たちが、大手を振って街に繰り出したとしたら、エラいことになるだろう。

症状が出る・出ないは関係ない。

ウィルスを持っている、という時点で、出歩いてもらっては困るわけだ。

マスクは、自身からの飛沫を防止するものであって、人からの感染を防ぐものではない。

こんな連中が幹部である政党が信用なんかできるはずもない。

こんなことは、専門知識ではない。

ごくごく簡単な理屈であるにもかかわらず、異常なほど頭の悪いこの政治家たちは、アホなコメントを次々としまくる。

まさに「害悪」以外の何者でもないわけだ。

しかも、小沢のこのツイートに対して「小沢先生のおっしゃる通り」などと賛同している連中も少なからずいることに驚いた。

こういう連中が、野党に投票し、国会でバカなことばかり言う議員を生み出しているという事実は、当面続くのでしょうかね。