老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

団扇作る吾持ちありぬ職人魂

2016-07-06 09:50:47 | 俳句
   🐇   如露の口ふさいでゐたる蛙の子



三日前に行った丸亀で団扇の骨を買ってきた。
団扇作りの職人さんが、観光客の前で、土台の骨に、紙を貼り団扇が仕上がってゆく過程を見せている。
ある人は、この土台の骨を、一本の竹をもって、薄く割り行く工程をみせる。
見る見る、団扇の形の骨組となる。

     

以前、この団扇キットを買い、自分の好きな和紙や、気にいった布を貼って、何本か、団扇を作ったことがある。
使っているうちに、傷んだものもある。
友人にプレゼントもした。

     

この団扇は昨日、とりあえず手元にあった今年縫った、生地が薄く、涼しそうなアッパッパの端切れを使用。
現代風の生地が面白く、世界にひとつしかない、団扇のできあがり。
残った、骨組で作る団扇はさてどの生地が、、、手持ちの和紙はどれが良いかなど、楽しい思惑のはじまり。
何日か退屈しないですむ。

     

   🍉   西瓜乗せふらふらふらと猫車

   🍉   隠沼に咲く一塊りの布袋草

   🍉   咲満ちて紫陽花に香のなかにけり
コメント
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