老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

栗林公園は木陰がいっぱい

2016-07-12 17:40:56 | 俳句



一週間に一度は訪れている栗林公園。
ぶらぶらととりとめのない散策をするばかりで、実は公園の歴史などや詳しいこたは何も知らぬ。
観光客が、パソコンなどで、見どころや歴史などを調べて来ているので、内容は詳しく知っているかもわからぬ。

公園のメーンの建物は、100年前に建った「商工奨励館」である。
三島由紀夫の原作「豊饒の海」の映画のロケの建物として登場したこともあるとか。
午后12時の日の盛り。
歩くのに草臥れ、商工奨励館の建物の中に入る。

   🍒   蘇鉄咲く大屋根のある馬車回



この建物の二階部分にバルコニーがある。
そこから、眼下を見下ろすと、大きなヒマラヤ杉?が緑陰をつくっている。
いくつかのベンチがあり、いつも誰かが利用をしている。
観光客を案内しているボランティアガイドの声が風にのって聞こえてくる。

   🍒   緑陰に早口言葉の外国人

   🍒   大緑陰時計に落とす目いくたびか

   🍒   異邦人めくつかの間を緑陰に



公園に入りて直ぐにある、緑の芝生。
春は桜の花の下でお花見の人が宴を張る場所。
芝生の真ん中のおおきな緑陰で 絹ちゃんと、ママがお弁当を食べていた。



絹ちゃんは大きく見えるけれど、まだ一才だと言う。
涼しい風が吹き抜ける、こんな素敵な場所を二人占め。

    🍒   ママつまるしりとり遊び木下陰

    🍒   バンダナは緑よ風の涼しかり

    🍒   緑陰へ電車過ぎ行く音聞こゆ

    🍒   炎昼の影ひとつなき駐車場

    🍒   案内人のかたこと英語庭灼ける

この暑いのに運動に歩け歩けと夫。
栗林公園まで足を伸ばした。
コメント
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