老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ほととぎす

2016-07-27 09:50:07 | 俳句

     ☆    窓開けて朝の山気や時鳥    稲畑汀子

湯の宿での吟か。
窓を開くとホトトギスが鳴いた。昨夜からの部屋にこもっていた、空気が一気に外へ、それと反対に清々しい、少し肌には冷たく感じる山の空気が入ってきた。
深山の旅が楽しく続くことだろう。
汀子さんの句は、さりげ無い句でありながら、たとえ一瞬のことでも見逃がさず、聞き逃さず一句に詠いあげる。平明で無駄の無い言葉で。。。。

ホトトギスは南方から、五月ごろ渡って来て、八、九月には南方に帰る。

     🍒    ほととぎす今年は一度聞きしのみ

私は一回、朝の窓辺で聞いた。あっ ホトトギスだと嬉しくなる。
次の日も次の日も鳴声に耳をすませたが、今年は唯その日、一度聞いたきりであった。
もう帰ってしまったのかな~?



           

アジアの村をかたどっているバザール会場。
日本で昔、使用をしていた農具を今もって作っている様子。

底の深い籠は何に使用するなであろうか。?
鶏を籠に伏せる?
蚕に与える桑の葉を入れて背負う?

実演をして見せてくれるらしいが、昼休みで、タイの青年は燈台へ向かって歩いて行くのが見えた。

南方のタイの山岳地帯には ホトトギス は生息するのであろうか?

         

布で作った パゴダ。
日本でたとえるなら、つまみ細工。
美しい。
コメント
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