老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

雑草の芽

2017-03-04 12:01:00 | 俳句


      

いつの間にか春がきっぱりときていた。
買い物の帰り少し歩いた。

犬が生きていた頃ずいぶんと犬を連れて我が家を中心に1キロ圏内を散策したつもりでいたが、梅の花を見つけて径を横にまがると、新しい出会いがあった。
初めての径である。

石仏がある。
梅の木の下に、辺りには水仙が咲き馥郁とした香がただよっている。

     

ふと下を見ると犬ふぐりが。
大犬ぶぐりかしら、花びらが大きい。
写真を撮ろうと腰をかがめると、なんと 天道虫 が。
あれよと思ううちに花の中に姿を隠してしまった。

    
     

法面のコンクリートに花が咲いている。
風に吹かれた種から伸びた草の花。
たくましい。

     🍒    雑草の芽の生命力を欲つしけり

     🍒    水仙の花の浄土や野の仏   
コメント
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