老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

桃の花

2017-03-23 15:45:05 | 俳句
    

昨日の散歩の途中で見つけた 桃の花。
ここの畑のご主人は、桃の花が大好きなようである。
他の畑にも桃を植えている。
実が生る桃ではなくて、花桃ばかりである。
咲いた時はまことに派手で華やかである。


    
      この花は すももの花 かしら。

昨日は剪定を終えたらしく、桃の枝を山のように積んでいた。
夫が、剪定をやっている時に行きあわすと、きれいな枝をよく貰って来る。

    

緋桃は遠くからでも目を引く。


    ☆    里山の簪のごとき緋桃かな


今日はお客さんが見えることから、ブログにも熱が入らない。

しり取り俳句の投句から。

    💐    玉藻よし讃岐の水城夕かすみ

    💐    春愁や薬で生かされてゐる命

    💐    舌たらずの鶯鳴けり行宮趾

    💐    春夕焼さよなら三角指切つた

    💐    富士に見立てる築山の笑ひけり

    💐    下萌や未だ眠りゐるボート小屋

    💐    仏足石の辺り最もかげろへる

コメント
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