老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

教科書に載せる   稀勢の里

2017-03-27 12:05:18 | 俳句
       

昨日は夫がこんなことを言っていた。
私が、5時頃
「相撲の時間よ」
「今日は、相撲は見ない。負けると解っている相撲は面白くない」

それから十分くらいして、やっぱりテレビをかけている。
相撲にチャンネルを合わしている。
食事の支度を台所でしていた私は 稀勢の里 と呼び出しの声がするので、テレビを観に。

14日の 相撲 は見ていられないくらい、気の毒そうであった。 負けた。
今日は、昨日よりは痛みが柔らかくなっていれば良いのだが、、、。
来場所、いや再来場所に向けて療養をやり、元気な姿で出場をすれば良いと思っていた。
全国の相撲ファンの大方もそう思っていたに違いない。


だが、あの結果。
思わず 涙 が出た。立派だった。

大関照ノ富士は
(優勝インタビューで いよいよ来場所は綱取りですね なぞと聞かれて応える自分を想像していたに、、、自分の優勝は間違いないと確信をしていたかも)
照ノ富士も足の故障で、横綱を目の前にしての今の足踏み状態である。
彼にも 勿論頑張って欲しい。

稀勢の里の
「見えない力 自分の力以上のものが出た」
このような言葉に感動をした。

{最後まで 諦めない 努力をつづけて物事を投げ出さない}
このような姿勢が 教科書に、、、と発言になったのであろう。

負けると決まっている相撲中継は面白くないと、ファンであるが故に稀勢の里の苦しむ姿を見たくないなぞと云ていた夫は おしみない拍手をしていた。

      

ベランダの柵から、屋根に飛び移ろうとしていた 姫 に「駄目」と声をかける。
暖かくなったので、外が大好きに。

昨日のしりとり俳句。

    🍒    船頭の手甲ひらひら春の鯉

    🍒    菜の花の黄色黄の中の黄色

    🍒    ぶんぶんとかすかな羽音げんげ畑

    🍒    花冷や赤いブイ見ゆ夜の波止

    🍒    血糖値上がった下がった亀が鳴く


オソマツでした。
   
    
コメント
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