
電車の窓から、漁船が戻って来るのが見える。
午前10時頃。
牡蠣筏から、牡蠣を収穫をし、最寄の漁港に。
志度の浦と呼ばれる車窓には、牡蠣小屋が沢山並んでいて、電車が駅に着いて扉が開き度に牡蠣を焼く匂いが電車の中までくるのはもうすぐである。
電車は三両編成だ。私の乗っている先頭車両には数えると私を含めて6人である。
通勤の時間帯を除くとこれが普通である。
のんびり、とことこと走る。
🐇 志度線や聞くとはなしに牡蠣談義
二~三年前の投稿句。
どこの牡蠣家がどうのこうの男性が声高に話ていた。
夫の手術も無事に終わった。
医師が驚くほどに治療経過も良く、退院の日取りも决まる。
もう付き添いもいらぬから、病院には来なくてよいと、夫は言ってくれるけれど、、、、
🍒 手術待つ夫の饒舌室の花
🍒 介護疲れと口にはすまい枇杷の花
🍒 枇杷の花雨粒はぢきとばしをり
サンドイッチと蜜柑と、てまり寿司と野菜ジュースを買う。
電車とバスの乗り換え時間がうまくゆかなく、デパ地下へ寄る時間が充分にあった。
何を食べても良いのでと思い買ったのだけれど、この荷物が私にとっては重いこと。
判っていたのだけれど、少しでも、夫が口にす入れればと、、、、これが苦になった。
重い、大変に重い。
健康な人であれば、なんのこれしきの荷物なのだけれど、肩が痛い、背筋が痛い、歩くのがやっと。私の体力の落ちようは最近、富に増してきた。
夫にもそれが解っているので、病院には来なくてよい、無理はするなと言ってくれるが、私は顔だけでもみれば安心をする。夫とて同じであろう。
🍒 暖房者靴見て皺見て品定め
電車の中で拾った句。
前に座っている男性達の品定めをするのも楽しい。
女性もそうであるが、おおよそ、、、、解る。面白い。靴を見れば、仕事の内容は一発だ。