老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   この夕焼け 忘れないだろう

2017-11-03 07:46:23 | 俳句

    

病室の廊下から見た 西の空。 夕日が沈みかけた。 遠くにサンポートの複合ビルが見える。

     

 夕日が沈んだ後の山は茜色に染まっている。 港の工場街にポツポツと灯が灯り始めた。  夫の手術が終わって気が楽になった。

医師が私が待っている病室へ 「終わりましたよ。上手く血栓を取ることができました。案外と見つけやすいばしょにありました。もう大丈夫です。今は麻酔がきいて眠っていますけれど、もう一時間もすrば病室に帰って来ます。」 と知らせて下さった。

 あれから五時間あまり。 廊下に出て景色を楽しむ気は湧かなかった。 初めて見る、夕景色。  病院から、電車に乗り替える駅行の最終便が6時半。 看護師が「ご主人は大丈夫ですから、バスに遅れないないように帰って下さい」と言って下さる。

      

 思っていたよりスムースに回復もしている。 夕食も食べれるそうだ。 目が覚めて意識がもどり一時間くらいで「お腹が空いた」と言う。 朝と昼を抜いていたから無理も無い。安心をした。  夫も看護師さんも帰れ帰れと言ってくっるから、言葉に甘えて病院を後にした。  結婚記念日を病室で迎えた。 退院ができたので、やり直しをしよう。

コメント
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