この猫ちゃん、草むらが好きといおうか、今日は実紫の下に。前は萩の垂れている枝の下にもぐっていた。
八匹飼っている家のその内の一匹。
他の猫は、雨催いのお天気であったから、家の中から出てこない。
ここの奥さんと立話をしていると、興味をひかれたのかこの猫ちゃんだけが、家から出て来て、実紫の花の下に。
☆ 朝顔の葉陰に猫の目玉かな 夏目漱石
この景よりほかならぬ。漱石先生は猫の大家だもの。
朝から、窓を出たり入ったり忙しい 姫。
うんちも快適で、夜中に「うんちしたよ ニャーン」と蒲団の上から私の顔を覗きながら、もみもみをする。おかげで今日も頭がすっきりとしない。寝不足である。
姫は、頭は働くが、歳をとって、もう爆睡をしている。これから夕方まで猫ハウスの中である。
🍒 猫にあしらわれ小春をほほけゐる
🍒 小六月スカーフ猫に結びけり
しりとり俳句
🍒 鈴の杖身軽な秋の遍路かな