ここはプレバト風に俳句のお稽古。
銀杏が、黄色の厚い絨緞のように散り敷かれている。
から、子供が消えた限界集落の廃校になった小学校の運動場である。
狭いながらも子供達にとっては楽しく駈け回った校庭であろう。
散った葉っぱを、誰かが毎日、掃いたのかしら。
そんな想像をしながら、プレバト風に俳句の稽古。
🍒 子ら駈ける空耳銀杏且つ散りぬ
🍒 銀杏落葉隠れてをりぬおじゃま虫
🍒 銀杏散るタイムカプセル深眠り
🍒 里に生れ里に死にゆくどぶろく酒
🍒 山頭火語る里人木の実降る
🍒 ふと触れてベンチあたたかお茶の花
🍒 さわぎゐる銀杏の梢しぐれくる
🍒 銀杏黄葉巡礼仰ぐ旅の空
🍒 南無大師昼月かかる女体山
心がこもっていない想像の句はいくらでも、、、
写生は真実で重く、嘘が無い分、句としてはとても大切な事と 一都師 の教え。
プレバト風は実はとても易しい。言葉の斡旋が見事などとタレントを褒て褒め殺しにしていて、どうでもよいが、批判をすれば、批判をする自分が惨めになるだけ。