猫が眠たくなって、無理を言う。
いつものごとく、人間の赤ちゃんみたいである。
抱っこをして二階のベランダに出る。畑を焼く煙がのぼっている。果樹園の柿は、おおかた収穫されて木守りが数個残されている。
お隣の家の桜紅葉が美しい。
「姫 きれいだね~もうお柿も無いよ」とあかちゃんに聞かすようにしているとごろごろと喉をならす。
🍒 小春日や甘酒にすこし酢がとほり
🍒 雑木紅葉しずかに煙たたせをり
やっと、チュニックが縫えた。着るあては無い。
これは、姉からもらった着物。誰が着ていたのか記憶には無い。多分、姉の旦那さんのお姉さんの物だったのかも?
季節的には春か秋の物である。とりあえず縫ったけれど、地味な色あいだから、タンスで眠ってしもうかも。
この頃は、蒲団の中で俳句のことより、明日は何を縫おう、何を作ろうとばかり考えている。
さて明日から何を縫おうか。材料は事欠かない。
しりとり俳句から
🍒 隼と指されしが見失ふ空 (指す)
🍒 したたかな親方凩吹きすさぶ (親方)
🍒 サングラスにマスク品無き貴乃花 (マスク)
同感ですとしりとり仲間の意見が書かれてあった。川柳に近い
🍒 籠で登る金毘羅さんや神の留守 (神の留守)
しり取り俳句も不作。