老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    花めぐり  (7) 玉藻城

2020-03-29 15:41:05 | シニア


玉藻城はさぬきのお城。
高松港の傍に有り濠には海の水が引き込まれている。

瀬戸の海を渡って来て、船から城の建物を見ると、ほっとする。

今は高松の子になっている自分を疑わない。


      
     

正面の入り口から入場をする。
門は? 残念ながら、、、、

             蘖や石垣に残る漢数字  

     

内濠には海水が。
濠をめぐる観光用の和舟の乗り場が眼に入る。
コロナの影響で開店休業中。

      

濠を泳いでいるのは黒鯛。今ならさしずめ 桜鯛 だけれど黒です~。

            黒鯛の群れる内濠松の花




「鯛願成就」の旗が。
餌を売っているの?それとも記念のステカー?
横目に通りすぎる。

     
           命綱腰に摘みをり松の芯

     

遠めに見える鞘橋。
この橋は琴電の築港駅のホームからも見える。反対側だ。
この駅の趣は四国一だと、、、、

真ん前に海の見えるホームが観光ポースターにある。あれも一回訪れたい駅だが、、築港駅も一度来てごらん。




いつもなら花見客がいっぱいで、お弁当を食べる場所も無い広場が、淋しいな~。


            入り混じる汽笛船的花朧

             花未き尉と媼の遊山箱
     



コロナ禍の日本。
不安のつのる日々だが、花見に興じている吾ら夫婦。目出度い?でも自分は自分だ。


            突として潮風花鳥の影移る


 
コメント
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