昨日 医大へ。難病指定の継続申請に。
私の病気は、全く、治療法がなく 人数も日本ではごく少数らしい。
医大の構内にある美容院で髪を切る。 始めたブログにはまって、美容院に行く暇がなっかたのが本当のところ。店の欄の花が美しかった。
☆ 秀でたる詞の花はこれや欄 宗因
★ 夜の欄香にかくれてや花白し 蕪村
☆ 人賤く欄の価を論じけり 一茶
★ 病室に指し込む夕日欄の花 田中信夫
一茶の句。いつの時代も マネーか。値段を聞いて 判断する。学歴と会社を聞いて、人格判断する。一茶の面目躍如と言った社会批判。
田中さんのこの句を読んで 訳も分からぬ涙が出た。病気で入院した日々のことが走馬灯のようにほんの一瞬駆け巡った。
有難いことに 姫 がすこぶる元気。
私がパソコンを打っていると邪魔ばかりする。遊んでくれないから、退屈なんだろう。パソコンの上で寝てしまった。
昨日のしりとり俳句
十薬の匂ふ実家に似た構 前の人がメッセージ で終える。「じ」に繋ぐ
うはばみは蜥蜴に化けて生身魂 月見草 の「う」
蹲に苔青青とあれるかな 買いし夏 の「つ」
人おぢをせぬ札所寺の四十雀 前の人の十七 文字の中の「十」から
緑陰に掛け声あげて出てゆけり 「掛」を使う
お花畠記憶の扉ひらきゆく 「花」を使う
麦藁帽子ぬげばかはらぬ爺の顔 「帽子」を使う
べランダにパン屑朝の始まりぬ 「朝」 を使う
老鶯の聞けとばかりに長鳴ける 「聞」 を使う
尺取の何から逃げてゐるのかな 「取」 を使う
短夜や門扉あけをり午前様 「門」 を使う
昨日はこんなとkら。これから推敲して、箸にも棒にもならぬなはどんどん捨てて
何句、残せるだろう。自選で全没となるかも。
オソマツ