老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ポシエット 作り

2016-02-23 16:11:39 | 俳句
            

昨日はポシェト作りに精を出した。
一度も使ったことの無い、帯をつぶしてのリメイク。
帯は、地が固いから、ポシエトをつくるには、簡単で良い。
そのまま、アップリケをしなくても、さまになっている。
普通は袋ものを作るときは、裏地を貼る。この帯は紬仕様でとても地が厚いので、裏をはらなくても大丈夫。
裏袋は厚めのデニムを使用。
ポケットを作る。
昨日はここまで。

            

今日は仕上げてと色々のプランを立ていたのに、、、、
いつも スマホを使って午前中にしりとり俳句を済ましてしまう。

しりとりをやっている途中で何か、画面のボタンを押してしまう。
何のボタンだったか判らぬままに、(ご契約有り難うございます)と表示された。
ああ、哀しいかな、スマホの使い方が自分が必要としていない部分は理解できていない。
変な契約を結んでしまって、後から金を請求されても困る。
気が気でなくなった。

それで、スマホの会社に足を運び、内容を確かめてもらいに行く。
現在は、心配ないでしょう、、、、杞憂だったみたいであるが。。。。

これで午前中は潰れてしまった。
ポシエットはこれから、作ろう~と。


      


     ☆彡    新学期七色のペン筆箱に

     ☆彡    レシートを栞かはりに春炬燵

     ☆彡    切通し返り咲きある田村草
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嘘も方便

2016-02-22 17:34:52 | 俳句
 散歩の帰り道、携帯の電話が鳴る。
東京の株屋からだ。

時々、本社から、説明の電話があるのだ。
いくらか、塩漬の株を持っているから。雀の涙ほど。

話の途中で、株も経済も悪いから、今 お遍路に出ています。
日本が良くなるように、歩いています。
笑いながら言った。
相手も、笑いながら
「お気を付けて、歩いて下さい」と云って電話をきった。

今日は、八十六番札所の志度寺まで散歩にでかけていた。
まんざら、嘘でもない。

アベノミクスとは、いつのことかしら。
喜んで浮かれたのは、どこの誰?

*今日の週刊誌の見出しに載っている記事。
まもなく公になります。
「GPIF の運用失敗で20兆円なくした! あなたの年金がどんどん減らされる」
面白おかしいとばかりも言っておれない。
想像はついていた。

ああ、心も懐も寒い。


    ☆彡   梅東風や若き脱藩志士の像

    ☆彡   大潮の渦鳴り茶房の窓辺まで

    





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反戦句

2016-02-21 21:51:42 | 俳句
        ☆   ふーとため息ゲルニカに心寒

私の反戦句。
ピカソのゲルニカを観て、涙したことが。
(ふ)をしりとりしながら、出来た句。拾った句。一生残す句。

       

 牡蠣小屋に積まれた牡蠣の山。        牡蠣舟。牡蠣筏に牡蠣を獲り往復する舟。

風邪気味で 今日は何もする気なし。


何日か前に牡蠣小屋の辺りを散歩した。
焼き牡蠣の匂いがたまらなかった。美味しそうであった。


       🐢    割れど割れどもうずたかき牡蠣の山

       🐢    牡蠣割り女昼の支度に帰りけり

ネット句会で特選と入選の二句。
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昨日は 雨水

2016-02-20 15:27:49 | 俳句

        ☆  茎立や県を分かつ潮煙    斎藤梅子

   散歩の途中で。 (ブロッコリーの茎立ち)

何の茎立ちにしろ、茎立ちを見ると、この句を一番に思いうかべる。
県はきっと、(阿波と 讃岐)。又は(阿波と大阪)
潮煙が立っているのである。これは鳴門の渦潮。
大きな、景色である。
説明は無し。

         ☆  遠山の本降りとなる桜鯛    斎藤梅子

二句とも、今の季節。
最も齋藤梅子さんの油の乗り切っていた頃の作品である。
鑑賞が的を外れては、失礼だから、あえてやらない。
眼を閉じると、雄大な、海と白波、青い空が、私には、迫ってくる。

亡くなられて、数年が経つだろう。
地方に住んでおられた。それでも、中央で押しも押されもせず、頑張った方だと思う。
何時も、現代俳句の女性俳人の十指に数えられると考えていた。

この方が操る言葉は縦横無尽である。
そこでは、二度目に同じ言葉が使われた時、魅力が褪せたのを、私は肌で感じた。
生きておいでだと、何を生意気を言ってるの、とお叱りを受けるかも知れない。
、、、が散歩の途中で見た、ブロッコリーが畑で茎立ちをしているのを、見た時、この句がつい口をついて出た。

        

 ☆   馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺    水原秋櫻子       

  馬酔木の花の句ででこんなのがあった。

そして私は堀辰雄 の「浄瑠璃寺の春」を思い出す。
中学校の教科書で読んだ。
それが印象に残っていて、一度浄瑠璃寺へ行ってみたいと思っていた。
一度は訪れたが、秋も終わりの時であった。
春には、訪れなおそうと思いつつ、念願は、いまだ叶っていない。
秋櫻子が詠んだときからは、馬酔木もずいぶんと成長していると思える。
参道に沿って、大きな馬酔木があったような、記憶がある。

馬酔木が散歩道で咲いていた。ある お宅の鉢植えである。
ピンクの鈴が一斉に鳴りそうであった。しばらく立ち止まって見ていた。
森の中の小道に白い馬酔木が有るのは、知っており、いつも見に行く。
きっと、もう咲いているに違いない。


今日は朝から雨が降っている。
二十四節季のひとつの( 雨水)である。
立春になって初めて雨が降ること。
麦が、二~三十センチに伸びている。お百姓さんにとっては、計算された、雨なんだろう。

      
      🍒  麦青む雨にけぶれる讃岐富士  

         

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姫 と春ごもり

2016-02-19 11:18:32 | 俳句
        

我が家の庭の山ぼうしが、新しい芽をつけていた。
滋味な花の木である。
秋の紅い実が好きだ。


       ☆彡    春愁やきのふの決心もう鈍る

       ☆彡    ふらここやどこの子どこん家はよ帰れ

       ☆彡    吹き溜まりある階に菫さく

       ☆彡    階段を登りつめたる春の夢

       ☆彡    春の光あまねし鯉の長き列

       ☆彡    美しき未来春浅しちふ言葉

       ☆彡    初花や校歌が〆のクラス会

       ☆彡    春の雲島一望の大観音

       ☆彡    しだれ梅お大師さまの産湯の地

       

 昨日までのしり取り俳句。
どれも、新しい発見の無い句。
春の愁いは、しりとりにうつつをぬかさないように、決心をしたものの、舌の根も乾かぬうち決心が破れた反省の句。ああああ~あ。
しりとり俳句は
スマホから投句。パソコンでは、やりません。
それだけは、守ります。今日のしり取りはもう終わり。


        

お隣の家のミモザ。
葉が黄色く染まるが、花は咲かない。
黄色い、小さなモールのような花が付くミモザは風に吹かれてそよぐ様がすきである。
お隣のミモザは遠くから見ると、花をつけているようだ。 がちかくにくると、葉 ばっかりである。それでも、美しい。

         

いつもだと、隣町に散歩の日。
身体が少し しんだいから、 姫 と春ごもり。
姫 はストーブのそばから離れない。
日本一 おしゃべり猫にあれしろ、これしろ、と云われながらも、楽しい。

上目使いに、見つめられて「ニャアー ニャアーニャアー」と声色を変えて、、、、
天性の人間を使う術を持って、私を酷使する。  可愛い~。
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