🐢 澎湃と渓風にのり飛花落花 葉七子
朝 目を覚ますとまず一番に猫ちゃんに挨拶をして日課が始まる。
それから、スマホを覗く。
昨日の連歌がどういう運びになっているかを見る。
今 巻いている 連歌 も40日以上かかって、 いよいよ(挙句)になった。
師の 眼鏡 にかからない投句があれば何度でも(再募集)がある。
私は実力も無い。連歌は初めて。挑戦を試みている。
お荷物になっていないか時々気にかかるけれど、現在は俳句、連歌以外にやることも見つからない。
それで、皆さんの末席で細々との投句になる。
こんなことを言えば、お叱りを受けるだろう。
「へたな鉄砲も数打ちゃ当たる」
と、恥ずかしながら開き直って投句をさせてもらっている。
暇な時に 句を考えるのだが、一日中考えても、浮かばない時がある。
巻き初めて、すでに100日は過ぎている。
その内一度だけ 投句をやらなかった日があった。
締切時間の午后八時がきても句が浮かばない。
夫の健康問題が頭を占めていて、その日は句をつくる余裕も無い。頭の中を愁いがおおっていた。
心の中で 今日は再募集になれば良いのにと、自分に都合の良いように思っていた。
次の日、ほんとうに再募集であった。
だからと云って、再募集に挑戦をしたが、私の句はパス。いつものように。
いよいよ(挙句)でこの巻も巻き終えることになった。
素人なりに、連歌の本も繙いて、勉強はやった。 がなにせ難しい。
> 堂々たる花の句を詠め。
ここはもろに俳句の実力が試されるところ。
上揚の句は、とにかく大きな情景を詠んでみた。
採用はされなかったけれど、へぼ筋ではなかったようである。
今日は(挙句)を締切ぎりぎりまで考えよう。
(和田隆則さんの、写真をお借りしました。 埼玉の美の山公園)