老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  老人は生きにくい政策が

2017-12-04 11:19:38 | 俳句

       

 採り尽くした渋柿の木。
渋柿を収穫して、干柿を作っても、家族の誰も食べてくれないと嘆きながら、果樹園の主が、、、

      

 それでも、来年の収穫と柿の木の生長を願って手入れをしていた。
いつものように、木の天辺には、木守りの実を数個、残している。
熟して甘い部分だけ食べた烏か?百舌鳥か?このような実がいくつかある。

     🍒    「今日は」下校児通る木守柿

     🍒    蜜蜂の巣箱しづかや木守柿

     🍒    珍客のコウノトリかな木守柿

     🍒    木守柿貧者連なる吾が家系

     🍒    老生きるに苦しき為政木守柿

        

 しりとり俳句 

    🍒    旦那寺から使いが来 たる師走かな   
            (十二月 を繋いだが。師走に直す。)

    🍒    マンションの小さき神棚師走くる   (師走)

    🍒    姦しきおのこのをりぬ焚火かな   (姦しい)

 
              

 > 今朝のニュースを聞いていると75才以上の後期高齢者の医療費の見直しが、、、
子育て世代への、予算も嵩むことから致しかたはないけれど、、、

「加計 籠池 首相に忖度する悪政で、税金の見直しや役所の無駄使いも目を光らせて欲しい」
経済政策は 野党では駄目と思うし 困った事だ。

> さて十二月が終わると、来年早々には税金の申告がある。
上手く、スムースに事務手続きは運ぶのでしょうか? 安倍さん どうする?

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

    小春日

2017-12-03 11:34:10 | 俳句

 

 昨日は屋島へ。
空き部屋になっているマンションに風を入れに行く。
10年前は、毎日、朝な夕な窓から見ていた屋島がこんなに綺麗な紅葉をしているのは初めての事だ。

 ここに住んでいた時が一番、幸せだったかも知れない。
あづかった犬がマンションでは飼うことができず、やむなく引越しをした。
それまではここで、日課として屋島に登った。30分かけて登り、山頂で、おうどんか飯蛸のおでんを食べてゆっくりと降りてくる。

そんな毎日。夫が仕事から帰るまではパソコンでゲームをしたり、パッチワクークに精を出していた。
それなりに、健康でまさか現在のように心臓が悪くなるとか、足が痛くて歩けなくなるとか夢想だにしなかった。
インターヘェロンの注射を打つために入院は余儀なくされたが、この注射のおかげで長い間悩まされた肝臓病からは開放をされた。

 窓から屋島を見ているとさまざまの事が思いださせる。
俳句からはおさらばの生活だった。こんなに好きになるとも想像のできないあの頃。
近々、ここへ戻って来るこも知れない、、、と感慨にふけった昨日。

         
しりとり俳句から

    🍒      石を切る音泡立ち草の枯れ進む    (石)

    🍒      飾り窓にいつもの猫やクリスマス    (猫)

    🍒     赤富士の軸かかりある冬座敷    ( あ )

    🍒     桐一葉散りゆく光る湖に     ( き )

    🍒     櫨紅葉見にゆかんかな裏屋島   ( は )

    🍒     じだらくと吾思ふ吾炬燵守る     ( じ )

今、目標を失っている。
迷うというより、老化の進みに意識がおっつかない。しりとり俳句は楽しく詠めるのだけれど。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

   しあがった  👕

2017-12-01 15:01:23 | 俳句

        

 やっと出来た。
リメイクの羽毛のベスト。

 夫に暖かいと思い、買ってきたのだけれど、着ようとしない。
あの、冬は日本中を席巻する 某社の暖かい上着や下着あれこれの一つ。その内の羽毛のベストである。
部屋の中で着るのは、暖かく軽く、セーターの上にでも羽織ればと思ったのだけれど、要らない、着ないと言う。
去年はそれで、ほったらかしていたが、思えば 勿体ないではないか。

        

 私もこのままで着るのはいや。
余り布の紺の大島紬を集めてリメイクのベストにした。

 型紙を取って、元のベストはそのままにくるんだ。
新しい一枚の布から、縫うより手間がかかったが、感じ良い、いいえ、素敵なベストになった。世界で一枚、和風柄の羽毛のベスト。自分で自分を誉めてあげたい。

 明日から、何を作ろう?
考えることは、お裁縫のことばかり。わくわく心が踊る。

     🍒     去年と変はる身体のほつれ師走くる 

     🍒     毎年よ屏風の五言絶句読み

     🍒     草虱どこでつけたか袖の口      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする