売り切れご免！

お早うございます。今朝の当地名古屋は晴れ。今週末は又、怪しい天気予報が出されていますので「束の間の晴天」となるのでしょうか。
米合衆国大統領選挙の候補者指名戦が山場を迎えている様ですね。
特に同国野党の民主党は、実現すれば歴史上初となる女性の、あるいは有色人種マイノリティの大統領登場となる可能性もあるだけに、同国全土の熱い視線が集まっている様です。友好国にして同盟国民の我々も、大いに注視して参りたく思います。

さて当地では、昨秋以来全国にて問題となっていた食品の賞味期限や成分表示などの偽装のかどで、行政より営業を禁じられていた三重県の老舗和菓子店　Ａ舗が昨日より本店周辺の店舗より、限定的な営業再開に漕ぎ着けました。この日を待っていた顧客の反応は上々の様で、売り上げは普段より多い位。用意された主力商品の餡餅は昨日の午前中にはほぼ完売。僅かな遅れで入手できず、悔しい目に遭った方々も少なくなかった様です。心より同情は致しますが、ちょっとお待ちを・・・。

江戸期よりの歴史と伝統を誇るこの餅、冷凍などの食品保存技術が発達していなかった昔は、元々はこんな形で製造販売されていたのではなかったでしょうか。
生菓子だけに、特に夏場の保存は利きません。本当に品質を損ねる事なく顧客の許へ届けたかったら、数量を限るしかないと思います。保存技術に甘える形で同舗はその道を踏み外し、手痛い営業禁止処分を食らったと言う事でしょう。

今日も限定して開かれる地元の店舗は賑わうと思います。しかしやはり「食の安全」と「伝統の品質」には替えられない大きなものがあると強く思います。
まがい物は売らない、原材料が稀少だから数量が限られている事を周知徹底できれば、万一の欠品時も顧客は納得して下さる事でしょう。その為に、以下の一文をはっきりと謳う事を私は提案したいですね・・・笑

「数量限定につき、万一品切れの節はご容赦下さい」*(プレゼント)*