Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「建国記念の日」雑感

2008-02-11 22:26:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!今年2008=平成20年2度目の3連休も終わろうとしています。

今日2/11は「建国記念の日」。古代の歴史書、日本書紀の記述によると紀元前660年に神武天皇が即位した日とされるのが由来で、戦前は「紀元節」と称されていました。
戦後は連合国進駐軍GHQの意向もあって国民の祝日より外されていた訳ですが、戦後の混乱が落ち着くと我国の興りに関わるこの日を再び国民の祝日にとの機運が徐々に高まり、曲折を経て1966=昭和41年の国民の祝日に関する法律の改正により、翌年より再び祝日とされるに至ります。
この祝日に関し賛否両論があるのは承知していますが、私は基本的には条件付賛成です。
趣旨である「建国をしのび、国を愛する心を養う」事は大いに尊重されるべきですが、その一方で近隣の国際関係への配慮も当然行われるべきであるし、又我国の国家の尊厳や伝統文化の重視については周辺国に対し、言葉を尽くして誠実な説明を要するのも事実であると思います。又、一部の事柄についてはあくまで必要に応じ暫定的なものとした方が良いのではと言う感じもします。

一方の反対勢力には、基本的には距離を置きたく思います。
百年一日の如くに変わり映えのしない護憲原理主義はもう聞き飽きました。
例えば安全保障面などは合衆国や大韓民国などとの連携を尊重しつつも、できる限り自国で賄える面を多くすべきですし、国内の精神文化面の混迷を打開する為にも、少なくともある程度の憲法改正は不可避であると私は見ています。本当はもっと早くそうした努力をすべきだったのですが、それが立ち遅れた為に、朝鮮民主主義人民共和国による日本人拉致事件などの遺憾な事件を招いた面は否めないと思います。

又、先日生じた中華人民共和国産の加工食品への農薬混入事件より感じた事ですが、多少コストがかかったとしても我国は、少しずつ食糧の地産地消を進めるべきであると思います。
今日、ある知友の方の記事を拝読しましたが、まだ体力のある高齢の方々にできるだけ農業に従事して頂くとか、地元の農産物の流通を改善して学校給食の食材に使える様に、などの有意義なご提案がなされていました。
私はこれに加え、国の公共事業の視点を大胆に変え、食の安全を守る為の真の農林水産業の振興に振り向けるべきではとも思いますね。「食の安全」に税金が振り向けられるのであれば、国民多数の得心は必ずや得られるのではないでしょうか。

もう1つ、今日の報道にて取り上げられた事ですが、もう1度我国周辺の重要資源を精緻に探索し、必要な開発を行う計画がある由。これも大いに進めて頂きたい所です。欧米先進国ではとっくに着手されているだけに、この立ち遅れも我々は重く見るべきでしょう。
昨今の動向を拝見していると、食糧も資源も、今後はこれまでの様に格安にて輸入する事が次第に叶わなくなって来る様な気がします。そうした事態に対応する為にも、我国本土とその周辺での食糧&資源を少しでも自前にて確保できる様な態勢にして頂きたい。
その出発点としての「建国記念の日」でもあって欲しいと今、願っている所です。*(日本)*
コメント
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