Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「優先順位」が分っているのか?

2008-02-24 14:32:35 | 日記・エッセイ・コラム

昨日と今日、当地名古屋は荒れ模様の天気が続いている。昨日は昼前から突如強い風雨に見舞われ、夜は雪に変わった。今朝は今冬2度目の積雪を見、今も風の強い状態だ。詳しい発表は未だないが、或いは昨日の荒天が「春一番」だったのではないだろうか。

さて先週来、千葉県沖の太平洋上にての新鋭自衛艦と地元漁船の衝突事故の為、漁業関係の方2名が消息を絶っていらすのはご存知の通り。行政と漁業協同組合双方による捜索は荒天を縫って続けられているが、生存の望みもさる事ながら現状はどうかとの手がかりだけでも見つけ出せないものか、との想いは俺1人だけのものではなかろう。

この件について今朝、我が知友のお1人がご自身の日記にて見解を述べていらした。以下要点をちょっと引用させて頂こうと思う。

此度の事故につき、民主党を初めとする野党各党は、現防衛大臣、石破 茂さんの管理監督責任を追及し、辞任要求を出しているのはご存知の通り。ただ、この問題に対する野党の姿勢はこれで良いのか?との疑問を呈していらすのだ。極めて健全かつ思考バランスに優れた「素朴な疑問」であり、俺も素直に支持したいご見解である。確かに野党各党、特に民主・社会民主の両党の辞任要求は事の優先順位をわきまえない粗雑さが露出しており、今度ばかりは民主党を支持する俺としても、距離を置かざるを得ない状況だ。

知友は①「まず行方不明の漁業関係各位の安否確認を最優先する事」②「その上で、今回事故の真相究明に努める事」そして③「二度とこうした悲劇を招かぬ為の、強い防止策を講じる事」の3点を明らかにした上で、「初めに辞任ありきでは、現場の混乱を招くだけ。防衛大臣の責任を糾すのは、それからでも遅くない」と主張していらっしゃる。正に、正論であろう。

本当に俺も同感で、辞任要求が安易に先行する様では、事故の真相さえ明らかにできず、未だに安否の分らぬ漁業関係のお二方に対しても、申し訳が立たないと思うがどうだろう。石破大臣は事故の2日後、衝突相手方の漁船の地元へ謝罪訪問に赴かれた由だが、その席で地元の方々は「此度の件に際し、どうか政争を持ち込まない様願いたい」との見解をお表わしになった由。そのお気持ちが良く分る気がする。つまり野党には二心あると見られても仕方がないと言う事だ。

この件に関し、社会民主党々首の福島某と、党員の辻元某は全く同じ見解を示していた。同党には「思想信条の自由」とか「言論の自由」とかが本当は存在しないらしい事が、何となく分った。

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コメント
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