Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

神奈川県の高校日本史必修化を支持する

2008-02-17 00:51:17 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!立春を過ぎたとは言え、当地名古屋は厳冬の夜を迎えている。時折雪も舞い、明朝は積もるかな・・・と言う風情。来週には寒さが緩むとの予報もあり、何とか健康留意にて今冬を乗り切りたいものだ。

さて先日のC新聞記事より。神奈川県教育委員会より2013=平成25年度からを目標に、同県の全県立高等学校にて社会科日本史を必修科目として行く方針が明らかにされた。不十分な歴史教育が健全な祖国愛や郷土愛、そして真の国際感覚の涵養にとってマイナスとなっている事が指摘される中、同県教委の決定は大変評価できるものであり、今後を見守りたいものだ。文部科学省も、学習指導要領に抵触するものではなく問題なしとして認める方向である。

この件に関し、決定を評価する神奈川県知事と批判的な某教育評論家のコメントが載っていた。後者のそれは歴史教育と浅い愛国心を短絡的に結びつけ、直ちに戦前回帰であると主張した粗雑な見解であり、支持しかねる内容である事は明らかだ。

以前より気になっていた事だが、日本史教育となるとどうして戦前イデオローグとすぐに結びつけてしまうのか?又その事が何故、政治思想的に利用しようとする事なのか?俺には理解しかねる。日本史教育=思想教育でないのは明らかで、その様に捉えるのは批判勢力の身勝手な妄想であろう。事実日本史を学んだ各位が、全て思考の偏った人物になったと言う話は聞いた事がなく、批判する側の一方的な解釈としか思えない。その方こそ異常ではないかと思うがどうだろう。

こうした度を超えた批判は歴史教育のあり方についての思考停止を招き、多くの若者が日本史、特に近現代史を学ぶ機会を阻害し続けて来た。真の祖国愛、郷土愛、そして国際感覚の涵養にとり大きなマイナスであり、日本国憲法の定める「学問の自由」を脅かす言動であると俺は思う。神奈川県教育委員会の信念ある健闘を祈りたい。

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コメント
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