各位お早うございます。今夏は最後の最後まで、前例のない猛暑続きのまま、続く9月へと続きそう。もう年齢性別に関係なく被害者の増えている熱中症の鎮静化の為にも、早い終息を望みたい所です。
さて今夏の拙特集日記は、私の幼少の頃よりの、鉄道の駅にまつわる想い出や雑感を、思うままに綴って来た訳ですが、少なからぬ知友の方々より複数のコメントを頂き、皆それぞれに有意義で、有難く拝読させて頂いた次第。
中でも、思考の立場はやや異なるものの、戦争と平和や開発と環境の話題など、大変有益な意見交換の機会を設けて下さった九州のblueswaveさん、早くに亡くなられたご親族が、大変なお身体の不自由に見舞われながら、多くの優れた句を残されたお話を伺った信越のtatoto50さん、そして簡潔なるも、的確なご見解をほぼ毎回に亘り書き込んで下さった西日本のcrystalmoonさんのお三方には、特に厚くお礼申し上げます。bluswaveさんは又次回以降も、他のお二方も、次回には、可能なら是非伝言文体の日記々事を記してみたく思います。
想えば、このOcn cafeも大勢が集う駅の様な所がありますね。決して好ましいとは言えない中傷行為などが散見される事もある様ですが、我々の勇気と良識を以てその様な不良を排し、健全な交流を続けて参れたらと強く思う次第。来月も、暫くは厳しい残暑が続きそう。毎度申し上げ、些かしつこくなって来たのは承知の上ですが、どうか皆様、引き続き健康安全留意にて。来月予定の、今夏の拙写真帖次回作も、できるだけ今月特集日記に沿った内容にしたく思います。
今夏の締め括りの歌は、ほろ苦くも良くありそうな事を取り上げた作品をご紹介して、ひとまずの終りとさせて頂く次第。今夏も、お付き合い有難うございました。
「駅」
見覚えのある レインコート
黄昏の駅で 胸が震えた
はやい足取り まぎれもなく
昔愛してた あの人なのね
懐かしさの一歩手前で
こみあげる 苦い思い出に
言葉がとても見つからないわ
あなたがいなくても こうして
元気で暮らしていることを
さり気なく 告げたかったのに
二年の時が 変えたものは
彼のまなざしと 私のこの髪
それぞれに待つ人のもとへ
戻ってゆくのね 気づきもせずに
一つ隣の車両に乗り
うつむく横顔見ていたら
思わず涙あふれてきそう
今になってあなたの気持ち
初めてわかるの 痛いほど
私だけ愛してたことも
ラッシュの人波にのまれて
消えてゆく 後ろ姿が
やけに哀しく 心に残る
改札口を出る頃には
雨もやみかけたこの街に
ありふれた夜がやって来る・・・
by 竹内まりや*(新幹線)*
さて今夏の拙特集日記は、私の幼少の頃よりの、鉄道の駅にまつわる想い出や雑感を、思うままに綴って来た訳ですが、少なからぬ知友の方々より複数のコメントを頂き、皆それぞれに有意義で、有難く拝読させて頂いた次第。
中でも、思考の立場はやや異なるものの、戦争と平和や開発と環境の話題など、大変有益な意見交換の機会を設けて下さった九州のblueswaveさん、早くに亡くなられたご親族が、大変なお身体の不自由に見舞われながら、多くの優れた句を残されたお話を伺った信越のtatoto50さん、そして簡潔なるも、的確なご見解をほぼ毎回に亘り書き込んで下さった西日本のcrystalmoonさんのお三方には、特に厚くお礼申し上げます。bluswaveさんは又次回以降も、他のお二方も、次回には、可能なら是非伝言文体の日記々事を記してみたく思います。
想えば、このOcn cafeも大勢が集う駅の様な所がありますね。決して好ましいとは言えない中傷行為などが散見される事もある様ですが、我々の勇気と良識を以てその様な不良を排し、健全な交流を続けて参れたらと強く思う次第。来月も、暫くは厳しい残暑が続きそう。毎度申し上げ、些かしつこくなって来たのは承知の上ですが、どうか皆様、引き続き健康安全留意にて。来月予定の、今夏の拙写真帖次回作も、できるだけ今月特集日記に沿った内容にしたく思います。
今夏の締め括りの歌は、ほろ苦くも良くありそうな事を取り上げた作品をご紹介して、ひとまずの終りとさせて頂く次第。今夏も、お付き合い有難うございました。
「駅」
見覚えのある レインコート
黄昏の駅で 胸が震えた
はやい足取り まぎれもなく
昔愛してた あの人なのね
懐かしさの一歩手前で
こみあげる 苦い思い出に
言葉がとても見つからないわ
あなたがいなくても こうして
元気で暮らしていることを
さり気なく 告げたかったのに
二年の時が 変えたものは
彼のまなざしと 私のこの髪
それぞれに待つ人のもとへ
戻ってゆくのね 気づきもせずに
一つ隣の車両に乗り
うつむく横顔見ていたら
思わず涙あふれてきそう
今になってあなたの気持ち
初めてわかるの 痛いほど
私だけ愛してたことも
ラッシュの人波にのまれて
消えてゆく 後ろ姿が
やけに哀しく 心に残る
改札口を出る頃には
雨もやみかけたこの街に
ありふれた夜がやって来る・・・
by 竹内まりや*(新幹線)*