2/11は建国記念日。祝日法によれば「建国を偲び、国を愛する心を養う日」との趣旨。この祝日については、賛否両論あるのは知られる所だが、俺は勿論この日を祝う側に立つと見られる覚悟はしている。建国記念の行事は、いずれは政府主催にして頂きたい希望があるし、我国を取り巻く、昨今の難しい情勢より、自国の自前の安保態勢の保持や、必要な所の憲法改正もやむなしとする所である。恐れながら親が病気入院中の事もあり、それへの対応と、普段の休日の事共に取られる形とはなったが、この祝日の意義は留意しなければと思う次第であります。
さて、雑用もあって、当地名古屋と西郊を往復の道中、先の衆院選で国会へ行った、政治の道に入った同級生のビラを見かけた。彼は、暫く当地の県会議員を務めた後、与党の側より衆院選に打って出る事になったのだが、当地の党役員などもこなしていた様で、やや立場は異なるにしても、国政の場に出られる事は素直に称えたい所。「行って来いよ!一生一度の事かも知れんしな。」と、権力の頂点での、国民市民の真の福利と安倍政権が健やかに前進できる様、尽力を願いたい所ではある。
それとも関連する事だが、注目された、次期東京都知事の地位は、舛添元厚労相に託される事となった。健闘された宇都宮前日弁連会長、田母神元空自幕僚長には惜しい事だったが、ここはまあ東京都民の良識と、健全なバランス感覚が出した結果と冷静に受け取りたいものだ。事前予測では、舛添元大臣を脅かすとされた細川元首相は余り振るわなかった。まあ、自らも、かつて某陸運会社絡みの巨額資金疑惑を起こしているだけに、敗北は当然だし、宇都宮候補との露骨な一本化策動も不良な印象だった。又、それに肩入れした民主党も問責されて良い。
億単位と言われる資金疑惑を生じた候補を安直に支援する様な党に、前都知事の疑惑を糾す資格はない。今朝の地元紙の社説は、民主党が再び政権を奪還する為に、より緻密な党組織の立て直しと、実効のある政策や公約の必要を説いていたが、そんな事がすんなりと実行できる状態ではない様に思う。所詮「寄せ集め」組織なだけに、先の政権党時代と同じ失敗が繰り返され、権力が担える意思統一や意見集約などは無理、と俺は見る。政治資金の問題と同様に、公共放送N局新会長や、一部の経営委員のご発言を論難している様だが、放送関係だから慎重万全を期する一方で、こうした方々にも思想信条や言論の自由はあるはずで、「個人としての見解」がはっきりしれていれば、国会で追及する様な話ではないだろう。この質問に立ったのは、社会民主党と民主党の議員だったが、この2党は「何かがおかしい」と申さざるを得ない。
最近の、左派野党などによる情宣攻勢などもあって、安倍自公内閣の支持は伸び悩んでいる様だが、少なくとも暫くは、安倍内閣に頑張って頂くしかないのではないか。政策などの行き過ぎなどの検査は必要だろうが、見守る我々も、そうした所を理解する事が、広い意味で、より健全な愛国心を育てる事に繋がるのではないか。