コナサン、ミンバンワ!我国を震撼させた東日本大震災より間もなく3年、決して望ましい復興が進んでいるとは言えない、現場となった東北各地の様子を伝える報道や、震災当時を振り返るメディアの番組も多い。それぞれに、本当の所を知らせようとする熱意や「何が一番大事か」を考えさせる好企画も見られ、それぞれに前向きの評価をしたいが、我々見る側としては、やはりそれらの中より、己にとって本当に必要な所を選択し、決して他人事ではないこの様な災禍と向き合って、自らに降りかかった時どうするかと言う事共を、少しでも具体的に考えて行けたら良い、と俺などは感じるのだが。
さて、その様な中の一番組にて、地震予知に繋がる地殻変動のデータ解析にて気になる動向があると言う。近い将来発生が見込まれる南海地震の前触れとも見られる動きが、昨秋以来見られる様だと言うのだ。これによれば、早ければ今春にも何らかの動きが見られるかもとの由。もし、震源域が西日本とすれば、当地東海も、震度5弱以上を免れず、今からある程度の警戒が必要と言う事だろう。ただでさえ「東北の次は、東海だ」との指摘もある。先の震災を遠い所の出来事とは思わず、己の身にも起こり得る位の気構えでいた方が良いのかも知れない。
さて、その事につき、余り大きな事は申せない俺だが、一応の備えはしている所もあるので、少し触れておこうと思う。まず、生存に必要な水は約3L。まあこれで2日位はもつかなと言う所。食糧は、乾物のクラッカーを3pc位、缶詰を若干は買い置く様にしている。自らの分の他、有事の時に、周囲の必要な他人にも、ある程度は分けられる様にする為もある。尤も、いざとなれば、そんな余裕もない程状況は激変する事もあるかも知れないが。
衣類の方は、食糧程の備えはないが、それでも着のみ着のままで逃げられる想定位はしているだろうか。非常灯に携帯ラジオとその電源用電池も、多少の備蓄はする様にしている。後は所謂「非常持ち出し品」も、一通りの選定位しているかなと言う所である。
決して十分とは言えない備えだが、地震と言う奴、発生時刻を選ばないだけに、深夜帯に生じる可能性もある。そんな事にも配慮しつつ、いざ避難の時に、居所の電源ブレーカーやガス元栓を閉じて、通電火災などの二次災害を防げる様、安全に行動できると良い、などと愚考している次第であります。