Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

国連機関は 内政干渉をするのか

2016-03-11 12:18:52 | 国際・政治
本日3/11は、先の震災、東日本大震災より満5年。福島県下の、不運極まる原子力発電所事故の併発もあって、復興は容易に進まなかったし、今も途上の状況だが、今はとに角犠牲各位への謹んでの弔意と、被災各位への心よりのお見舞いの意を新たにしたい所だ。
併せて、この災禍を決して風化させる事なく、近い将来同様の事態に見舞われる恐れのある我々が、少しでも多くを学べる様心がけたいと思っている所であります。
又、昨3/10は先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争中、東京大空襲の生じた日(1945=昭和20年)でもある。こちらも、永く我々の記憶に留め置くべき史実として、犠牲各位に改めての弔意を表したい。

さて本題。以下は、国際社会において諸国家が等しく持つその尊厳を守る為の権利「内政不干渉の原則」である。又、内政干渉に当たるケースにも少し触れた上で以下、全国紙S新聞の電子版記事を少し引用して、これに関する先日の問題を考えてみたく思う。

「内政不干渉の原則  

国家は国際法に反しない限り、一定の事項について自由に処理する権利を持ち、逆に他国はその事項に関して干渉してはならない義務があるという、国家主権から導出される原則をさす。

国際社会において、人道的干渉は内政干渉にあたるとは考えられていない。しかし、それを理由にその国の制度、法律、制度などを変更しようとした場合は、完全に内政干渉である。」

続いて全国紙S新聞電子版の記事より。

「(国際連合女子差別撤廃委)中国人委員の思惑は・・・『男系継承は女性差別』との勧告案 日本の国柄、伝統無視」

「国連女子差別撤廃委員会が、母方の系統に天皇を持つ女系の女子にも皇位継承が可能となるよう皇室典範を改正すべきだとの勧告をしようとしていたことは、同委がいかに対象国の国柄や歴史、伝統に無理解な存在であるかを改めて示したものだ。勧告の理由は、女性だから皇位継承権を与えられないのは差別であるという単純かつ皮肉的なもので、125代の現天皇陛下まで(暫定的な例を除き)一度の例外もなく男系継承が続いてきた現実、日本国の根幹をなす皇室制度への尊重はみられない。

『男系継承が古来(暫定的例外除き)維持されてきたことの重みを踏まえつつ、安定的な皇位継承の維持について引き続き検討して行きたい』

安倍内閣総理大臣も2/4の衆院予算委員会でこう述べている。にもかかわらず、一方的に勧告に皇室典範改正要求が盛り込まれていたら、日本国の象徴であり、事実上の国家元首である天皇のあり方について、国際連合の重大な内政干渉を許すことになりかねない危うい場面だった。

そもそも、女子差別撤廃委の各委員が締約国に関して深い知識を持っているわけではない。
委員がもっぱら情報源としているのが、非政府組織NGOだがその情報は偏っており、例えば所謂慰安婦問題をめぐっても、委員の中には、元慰安婦が家族から業者に売られた事例も知らず、全員が『日本軍によって強制的に連行された』と信じ込んでいる者もいる。

『日本に関する見解をとりまとめた委員は中国人だ。いろいろな思惑があって、やっているのだろう』

政府高官はこう指摘する。皇室典範の件だけではなく、女子差別撤廃委の委員それぞれが出身国の思惑や国益を背景に動いている部分もある。今回、同委は所謂慰安婦問題に関する『最終的かつ不可逆的解決』を決めた日韓合意を批判したが、政府内にはこれも日韓の分断が狙いだとの分析もある。

いずれにしろ今回、最終見解案に突如、皇室典範改正の文言が入ってきたことは日本政府に衝撃を与えた。委員会内での議論は非公開のため詳細は不明だが、政府には国連の場で仕掛けられる『歴史戦』に一層、強力に対応していくことが求められる。(引用ここまで)」

本当にもう「なめられたもの」と申さざるを得ない。
皇室典範改正要求は、さすがに我政府が突っぱね削除したが、本当に間一髪で押し切られるレベルだったのではないか。これが民主党政権だったら、守りきれたかどうか分らない所だろう。所謂慰安婦問題にしても、日韓の政府間決定に横槍でも入れ、又、不愉快な蒸し返しでもするかの様に勧告を仕掛けて来た。「ちょうにち新聞」と揶揄される朝日新聞の捏造報道が出自の、河野談話を言質に取った様に発せられた「クマラスワミ報告書」も未だ修正される気配はない。どちらの問題も、共通するのは祖国日本の尊厳と独立を蔑にしようとする大いなる不良意図であると断言して良い。

S新聞記事でも触れている様に、国連機関の勧告活動は、中国大陸の意向に大きく動かされている所がある様に思えてならない。日韓の分断も大きな目的だろうが、一番の意図は、我国の尊厳と固有文化の破壊にある所が大きそうだ。日本人の心の結束を、ありとあらゆる手段を駆使して崩そうとする不良意図と、我国内にも不良な協力者が多くいる事にも留意して、我々国民市民はこの理不尽に立ち向かわなければならない。

現在、国連向けの拠出金は、我国が世界第2位。様子を見てにすべきとの意見も分るが、この人の好い実態は速やかに見直されるべきだ。
拠出金首位の米合衆国ですら実施歴のある拠出金停止を、一部でも良いから速やかに実行すべき。速い対抗措置を何もしないから、なめられる所も大きくあるはずだ。又、今はあくまでも議論としてではあるが、国連脱退の主張だって許されて良い。個人の言論、表現はあくまでも自由のはずだから。
今回画像は、春へ向け改修途上の当地近所の金山公園と、冬場多忙の長野方面向け燃料輸送列車の模様。先の震災の折は、JR東海道線も麻痺状態となり、そのバイパスの使命を負う事となったJR中央線の貨物輸送は繁忙を極めていた事が思い出されます。


コメント
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