Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

女性議員 頭数さえ増えれば良いのか?

2016-12-07 19:17:55 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!12月に入り、巷は年の瀬の風情が濃くなって来た。火災を初め、事件事故が生じ易い反面、電飾や鍋料理、冬のスポーツなど、それなりの楽しみもある時季だ。要は、普段より健康安全面に、少しだけ注意を増せば済む事かも知れず、そんな気持ちでこの時季を受け止められればとも思う次第であります。

さて本題。我国の議会は、中央の国会、各地の地方議会共、女性議員の数が極めて少ないとか言われる。1946=昭和21年の衆院選で、史上初の女性議員39名が初登場した時の対全議員比率は約8%。現在は、同じく衆院で10%弱、多めの参院でも17%前後の模様。先進国中では最低で、世界的にも下位の数十か国に入るらしい。勿論「これで好い」と、現状のままで良いとは思わないし、将来に向けては、少なくとも一定比率の増加は、それは必要だろう。が、しかし・・。

女性議員比率を、単純に頭数を増やすだけで良い、と捉えて良いのだろうか。答えは「否」だろう。確かに、中央も地方も、女性議員の増え方は緩やかかも知れないが、余り気にする必要はない、と言うのが拙見解だ。

そもそも、女性議員の数や比率かどうこうと言う問題は、我国の内政問題である。主役は勿論 国民市民だが、この「国民主権」とは、国民による国家権力の規制(その有効な発動の為に、最高法規 憲法が存在するはずだが)のみならず、諸外国からの様々な圧力や働きかけを、真に我国民市民の利益に叶うか峻別し、芳しくない事共は、排除する為に存在すると言う意味もあるはずで、そこから、我国民市民の利益、即ち国益を直ちに損ねる事のない場合は、世界の趨勢に遅れを取る事があっても気にする事なく、我国の立場を第一義として、冷静に向き合う必要があろう。

次に、女性議員の資質の問題。我国の諸々の議会で、女性議員の数や比率が少ないのは、やはり質の高い女性議員が多く育っていないからでは、との印象を免れないのである。例えば、故・土井元社会民主党々首の門下からは、当時は有名だった「土井チルドレン」が一定数輩出し、当初は影響力もそれなりだった様だが、残念ながら独善的な人物が多く、土井元党首の「孫」作りには失敗した。次いで話題になった「小沢ガールズ」にしても、それは「男性から見た理想の女性」と言う、例えは芳しくないかもだが、ある意味AVヒロインの様な、男好みのする人物像が基準だった様で、どちらも、女性議員の「質」を伴った増加に結び付くものではなかった。もう一つ、そうした質の高い女性議員を育てようとしなかった、国民市民の「民度」の低さと、本来は、質の高い人物としての女性議員を少しでも多く育てる事に寄与すべきはずの、報道メディアの軽薄な「アホバカ」伝達姿勢も、そうした事共を反って妨げる結果を招いたと見て良いだろう。

そんな訳で、真に議会の健全さや国益を真摯に考える女性議員が、輩出され難くなってしまっている現状があると愚考する次第。国会審議を見ていても、例えば政権与党の僅かな落ち度に付け入って、過剰な攻撃的論戦を仕掛ける輩は目立っても、真に与党より良い対案を打ち出せる女性議員は、果たしていらすのだろうか。議員を選ぶ、有権者たる国民市民の視点レベルもまだ低く、そこから、まだまだ民度を向上させるべき余地がある様に思うのだ。現状がそうである以上、世界的に見て、女性議員が少ない事を、別に気にしたり、取り立てて大問題視する必要はない。今は対外較差があっても、我々日本人の叡智を以てすれば、その差を将来に向け、徐々に縮めて行く事は不可能ではないし、又、焦らずそうすべきであろう。今回画像は、初めて、拙撮影のものを使わず、ネット上の壁紙を使わせて頂く事としました。この路線、多分、東北地方のJR東日本管内の、地方路線のどこかではないかと思います。乗車待ちをする美女は、艶系タレント 西野 翔さん。

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