Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「性善説一辺倒」は終わりだ

2012-01-15 11:31:05 | 社会・経済

先週、広島刑務所よりの中国(大陸)出身受刑者の、ほぼ2日に亘る脱走劇は、広島市を震撼させると共に、先般のO教団特別手配容疑者の自首逮捕劇と共に、我国の警察に、真に社会の治安と、ひいては国内の平和を守る意思があるのか?との大いなる疑問を抱かざるを得ない実態を露呈したのではないかと強く思う。

この受刑者は、先年警察関係者に対する発砲など、凶悪事件など複数の罪責にて懲役23年が確定しており、丁度施設改修にて、(有名な?)仕切塀に工事足場が組みつけられ、その気になれば乗り越えられる状態を利用して、一度は脱走に成功した模様。再度確保されるまでの2日間に、複数回の窃盗行為に及び、一度は住宅に侵入して衣類や食材などを盗み、電話を不正使用した疑いもある様だ。又、確保の折には「自分は何も食してない」と述べながら、実は飲食していたと言う虚偽の言動も発覚しているのだ。

ここで俺が問題にしたいのは、刑務所の関係各位に、これだけの重罪人が服役している事実を、どれだけ重く受け止め、脱走などの可能性を認識していたかと言う事だ。施設改修は必要に応じてのものだったろうが、脱出感知装置なども停止が必要な状態だったならば、普段以上に人手による監視を強化したり、工事関係の方々に、少しの異変でもすぐ通報する様通達を徹底すべきなのである。もしかすると、エセ人権勢力などの間に蔓延している「性善説」に、警察も刑務関係も流され易い状況があったのかも知れない。

我国にては、遠く江戸期に大村益次郎によって提唱されたとされる「刑罰は教育」との教育刑の前提ともされる、受刑者の態度姿勢が良ければ大目に見る「性善説」の様な姿勢も一面では必要かも知れないが、外国人凶悪犯の多くは「日本人は裕福な者が多いから、犯行に及んだ。盗ったら、奪ったら、勿論返すつもりなどない」との不良同機、言わば「性悪説」の一面によるものが多いのである。振り返るに、1995=平成7年夏の東京・八王子にての女性小売店員複数の銃殺事件や、2000=同12年暮れの東京都内 一家殺害事件のいずれも外国人による凶行の可能性が指摘されている。そうである以上、刑務関係各位は受刑者の罪業の深刻さを真摯に受け止め、上辺だけの性善説に流される事なく、脱走、そして再犯などの最悪の事態を想定し、施設工事などの折には警戒を新たにして万全を期すべきであろう。

我国の国内治安は、国際化による外国人の流入が増えるにつれ、犯罪件数の減少に関係なく、確実に悪化の度合いが高まっている印象を受ける。こうした脱走行為に対する厳しい姿勢が保てなければ、我国内の平和を守る事は到底叶わないのではないだろうか。

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2 コメント

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HAKASEさんの言うとうりだと思います。 (ゆうさん)
2012-01-16 20:27:47
日本の刑務所は緊張感がなさすぎます。
犯罪者に甘すぎると感じます。
返信する
有難うございます。遺憾な事に、ゆうさんの仰る通... (HAKASE(jnkt32))
2012-01-16 23:13:04
特に昨今は、外国人が我国にて重大犯罪を生じるケースが目立つ傾向にあり、そうした事への対応も急がれる所なんですが。
犯罪者には、いつの時代も厳しい姿勢を持ち続ける事が大事ですよね。
返信する

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